豆は「しあわせ」のタネである

「満天⭐️青空レストラン」と天狗印枝豆

2024.07.27 の放送を視て

群馬県沼田市の天狗印枝豆が、テレビ番組「満天☆青空レストラン」で紹介されていました。

天狗印枝豆がおいしい主な理由は3つ。

① 品種(鮮やかな緑色の枝豆と、茶豆の濃い甘みと風味を掛け合わせた品種)

② 環境(標高200m〜700mの沼田で昼夜の寒暖差により霧が発生し、夜露・朝露が豆のサヤを包み冷却)

③ 温度管理(収穫後、農家さんごとに冷蔵庫で1℃に冷蔵して仮死状態にし、低い温度を保ちながら消費地へ)

番組の中で生産者さんが「豆の1粒〜4粒サヤのうち、1粒サヤの枝豆が最もおいしい」ことを力説されていました。おいしさが詰まった1粒サヤの枝豆、天狗印では「いち豆」の名前で販売されていると、昨年知りました。(まだ食べたことがない・・・ 食べたい)

 

沼田の塩野則子さん方式/枝豆の蒸し焼き

番組が始まる前に天狗印の「みりょく」枝豆と「神緑」枝豆を1袋ずつ買って来て、スタンバイ。

テレビを視て、その直後に名人(塩野昌彦さん)の若奥さんが紹介されていた、産地おすすめの調理法で「神緑」枝豆を調理。

そして今日、「みりょく」枝豆を使っておさらい。

① 枝豆の袋を活用し、ゴシゴシ水洗いする

 

② 水切りして、塩を小さじ2杯袋の枝豆に振り、袋の外から両手で塩もみ

 

③ フライパンに②の枝豆と水200ccを入れ、蓋をして蒸し焼きに

  強火で4分。と伝授されていましたが、環境により時間は変わるので、4分で1回食べてみて、カタイようであれば更に1分ほど追い加熱。→ 次から火力をもっと上げる

 

④ ボウルに氷水を用意しておく(私は保冷剤を活用しています)

⑤ フライパンの枝豆を湯切りして冷水に浸し、冷ます

 

⑥ 水切りして出来上がり。

番組サイトにも、若奥さんレシピが掲載されいます。

この方法ですと、枝豆の発色(緑色)を損なわず、キレイなまま。さらに冷蔵庫で冷やすと、おいしさが増すとお聞きしました。

天狗印枝豆、甘さが通常の枝豆の2倍! とか。

きちんと検査機関で実測データをとり、生産者さんにフィードバックされることも沼田の天狗印枝豆がおいしい所以でしょう。

あぁ、天狗汁枝豆。7月初めに食べたものより、更に旨みが増している感じです。

8月、9月と暑さが積み増しされると、沼田の寒暖差の強みが更に枝豆をおいしくしてくれるでしょう。これから9月まで、何回もお世話になります😊

 

*その他、枝豆についての様々なことを、豆なブログ「枝豆のこと」に書いています。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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