豆は「しあわせ」のタネである

朽木まるきゅう ずんだ豆入「みそ餅」

みそ餅?

明日はまた、火曜日ですね。

毎週火曜日に京都三条名店街 JTBさん前にて販売されている朽木まるきゅうさんの豆や雑穀商品。勉強のつもりで少しずつ買って、ありがたく味わっております。

こちらは「みそ餅」、東北の「ゆべし」を意識して作られた商品だそうです。

滋賀県産の餅米、青大豆の米こうじ味噌青大豆、三温糖が使われています。青大豆はあおばた豆、うすい緑色の断面が見えているのがそう。

5個入りでいくらだったのでしょう? また行ったとき、値段みてきます。

真空パックに入っているので、大福やおはぎと違ってすこし日持ちします。常温で大丈夫です。

 

 

みそ餅を焼き餅にして食べました。

砂糖(三温糖)が入っていると書かれていました。お土産菓子のような甘さをイメージしていたら、実際はそこまでの甘さはなく、味噌の風味と互いに引き立て合う心地よい甘さでした。ひとつ、ふたつくらいペロリです。(^^)

 

 

青大豆と砂糖

 

大豆は茹でて搗き込んでいますか?」と、まるきゅうの横井さんにお訊ねしたら、

「煎ったものを、餅が温かいうちに混ぜて一緒に冷ましています」と教えてくださいました。

むかし、福岡県の生家では家族総出で餅つきをしていました。実家の豆餅には、黒豆とゴマと塩、醤油が入っていたと記憶しています。焼いたら、おかきみたいな味になりました。

そんなことを思い出しながら、まるきゅうさんのみそ餅をいただきました。

みその少し香ばしいような酸味と、ほのかな甘味。少し焦げ目をつけて、ぷわんとやわらかく膨らんだところが美味しくて‥‥

上白糖、てんさい糖、きび砂糖、三温糖‥‥ 砂糖について横井さんに教わったことも興味深かったです。

実際に自分で餅米やを栽培し、足りない材料を吟味して揃え、ひとつの商品を作っていく。職人仕事のこだわりと細かい気配りが、まるきゅうさんの味なんだなと思います。

 

 

*4月と5月の全火曜日は、まるきゅうさんは三条会商店街の火曜日の売場に立たれるそうです。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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