豆は「しあわせ」のタネである

【名古屋駅】藤田屋の「名物 大あんまき」

名古屋駅の近鉄 → JR 乗り換え中に見つけました

通りすがりに目に入ったお店、「ここ、イケてる!」と予感しました。地元銘菓の気配が漂っています。どれにしようと迷って・・・

女性人気 No1の「チーズ」220円と、季節限定の「さくら」280円をチョイス。500円を払って、店の方にお断りして写真を撮らせていただきました。

 

「大あんまき」を味わいました

日持ちは買った当日と翌日まで。2本入りの箱、けっこうずっしり重たいです。

変わり餡をどら焼きの皮みたいなので巻いた感じ。きれいな淡い焼き色です。

「さくら」は白手亡餡に風味と色付けしたあんこで、「チーズ」は粒あんとチーズ加工品が一緒に巻かれたもの。どっちも、とら巻きと相性良しの組み合わせです。

生地はそんなに甘くなくて、あんこを生かす味に抑えられている気がしました。

太巻きな変わり餡どら焼き? 地場で人気のロングセラー商品の気配がしました。人の手で丁寧に、ちゃんと作られているのが伝わってきます。

ほかに、ノーマルな粒あん、白あん、カスタード、抹茶、栗などがあるみたい。そして、なんとあんまきの「天ぷら」?? まであるそうな・・・ ふふふ、名古屋に行くとき、何度か通って制覇したいと思いました。

 

「大あんまき」について調べました

愛知県に疎い私は、「知立」をなんと読むのかも知りませんでした。「ちりゅう」と読むのですね。

元は「池鯉鮒」と書いて「ちりゅう」だった、と。江戸時代の宿場町の名残りだそうです。知立神社の池に鯉や鮒が泳いでいたから、と。

江戸時代には、畑で多くの麦をつくっていました。

その小麦粉を延ばして、焼き、二つ折りにして、畑で採られた小豆を塩あんにして中に挟んだ物が「あんやき」の始まりであります。

その頃から知立神社への参拝客、弘法山参りの人々、街道を往来して休憩する旅人にお出しして大変よろこばれていました。

と、藤田屋さんのホームページに記載がありました。

北海道十勝のあずきを使って、あんこを作っているそうです。「白あん」「抹茶」「さくら」の手亡豆も道産かなぁ??

次は「天ぷら」と「カスタード」あたりが狙いかなぁ・・・?

ブログを書きながら、「電子レンジ等で温めていただくと、よりいっそう美味しく召し上がれます」と、箱の裏に書かれているのもを見つけました。。。 次はチン! して味わってみよう。

近鉄名古屋駅の近く以外では、名鉄百貨店本店B1F(名鉄中央改札前)にも店舗があるようです。大あんまき、恋しい。

関連記事

コメント

    • よこやま
    • 2022年 3月 30日

    昔は小豆だけだったような。

    たまには食べたいですね。

      • Nodoka
      • 2022年 3月 30日

      よこやま さま コメントありがとうございます。

      「大あんまき」は、愛知県民のソウルフードみたいなものですか?
      福岡県出身京都在住の私にとっては初めてでした。
      いろんな味があって、また食べたいと思いました。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

豆行事や催しなど

2024年 4月
« 3月   5月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      

Plofile

豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
Instagram

バックナンバー