豆は「しあわせ」のタネである

いんげん豆から食物繊維

10月23日の藪光生先生のご講演にも登場した「いんげん豆」、栄養成分的には野菜よりずいぶんと優れています。五訂増補日本食品標準成分表の棒グラフから、ざくっと計算すると

◎カルシウム‥‥キャベツの約3倍、ニンジンの約4.6倍

◎ビタミンB1‥‥ホウレン草やレンコン、小松菜の約5倍

◎食物繊維‥‥ゴボウの約3.4倍、ニラやサツマイモの7〜8倍 (いずれも可食部100gの比較)

という数字! 栄養成分を意識する人は、野菜よりインゲン豆を食べたほうが効率がいいんですね〜。しかも、野菜ほど天候による価格変動が少ない(年により多少変動するようですが、乾燥豆を購入しておくと、野菜より保存がしやすいです)。

 

白いんげん豆(鳥取産)

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左)友人K子ちゃんが、実家で育てられた豆を分けてくれました。

中)乾燥状態は、こんな感じ

右)約半日〜1晩くらい水に浸けると、右の写真くらい大きくなります。

農家さんが自家消費用に育てておられる豆です。食用の豆の中から種を残し、来年はまた、この豆から発芽した苗が育っていくはずです。

市販の白いんげん豆手亡豆大手亡大福豆など)は、こんなふうに細長い形ではありません。これまでの経験では、この形のインゲン豆は海外からの輸入豆にしか見たことがありませんでした。K子ちゃんは子どもの頃からずっと、この豆を食べて育ったそうです。

 

白いんげん豆を使った料理

IMG_20151026_131453 白いんげん豆の茄子味噌

ざっとした写真でスミマセン。

材料は、白いんげん豆の水煮、玉ネギ、豚挽き肉、茄子、大葉、生姜、調味料

豆・雑穀の専門店 すずや」さんの仕事で「豆なレシピ」用に考案しました。その時は、白いんげん豆ではなく、金時豆を使いました。豆を変えるだけで作れますので、作り方や材料の詳細は、すずやさんのサイトに掲載されている「豆なレシピ」の中の Vol.46をご覧ください。

金時豆の茄子みそ レシピは、こちら

 

 

白いんげん豆の茄子味噌は、この「豆なブログ」トップ画面のデザインを作ってくれたMちゃんが遊びに来てくれたので、一緒に作って食べました。

茄子味噌+いんげん豆。

豆の水煮を冷蔵庫にストックしておくと、ラクに豆料理に活用できますよ。(^^)

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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