廬山寺の蓬莱豆は「長生きのクスリ」
節分近し
「鬼は〜外、福は〜内」の声が聞こえくる昨今、京都御苑を出町方面へ突っ切って、廬山寺に行って来ました。
廬山寺は、紫式部ゆかりのお寺です。
紫式部のひいおじいちゃんのお家の跡にできたのが、廬山寺だそうです。
紫式部は、ひいおじいちゃん(権中納言 藤原兼輔)が構えたお家で育ち、結婚生活を送り、源氏物語をここで書いたと入口の掲示に見つけました。
紫さんの自宅兼仕事場だったところへは、15分も歩けば行けちゃう距離。もしも、同じ時代に生きたなら、しょっちゅう豆料理の試食を届け、茶飲み友だちにでもなりたかった・・・ く〜
廬山寺は追儺(鬼やらい)でも知られています。
赤鬼、緑鬼、黒鬼だったか、境内で暴れるのを退治するような節分行事が、今年も開催されます。
その昔、記念すべき節分の日に、凍えながら見たのを憶えています。
例えば、更に身近な護王神社では「福は〜内」しか述べられませんが、廬山寺はどうだったか・・・? 「鬼は外」の声も耳にしたような・・・?
廬山寺の節分行事お知らせは、こちら。
平日だから、行ける人は限られますね。
廬山寺の節分豆
こんなふうに、本堂横の建物で「蓬莱豆」の名前で売られています。
大きい袋と小さい袋があるのですが、小さい袋の方がダンゼンかわいい❤️
小鬼の裏に書かれている豆案内によると、
「この蓬莱豆は紅白2粒食べると福寿が六年延びると云われています」と。
白が4粒、ピンクが4粒、計8粒。
ということは、紅白4セットをぜんぶ食べたら、24歳も長生きするわけですよ!
ええでしょう😄 長生きのクスリですね〜
なんか、そんな縁起のいい豆だった微かな記憶が、私を廬山寺へと誘ったのでありました。
廬山寺、節分の日は大混雑します。
福寿をたまわる蓬莱豆は、1月下旬あたりから販売されているそうです。節分前に授与していただくのがよろしいかもです。
大本山 廬山寺(ろざんじ) 京都市上京区北之辺町397
蓬莱豆おぼえ書き
廬山寺ホームページより転載
大豆の外側を砂糖で固めた紅白の豆で、本尊の元三大師が魔滅大師(豆大師)と云われ、厄除け開運、諸願成就の観世音菩薩の化身だといわれるその豆大師を表現したもの。
この蓬莱豆を紅白一粒づつ食べると、その人の寿命が延び、また福餅を食べると開運出世するといわれています。
福餅? 授与されるのって、節分当日だけなのかなぁ???
廬山寺、一度行ってみたいと思っていました。
まだ子供が怖がるうちに!笑
来年は3日が土曜日だからチャンス到来です!
araさま ふふふ、来年のことを言うと「鬼が笑う」
ほんとやー!笑