豆は「しあわせ」のタネである

祖谷の岩豆腐をいただきました

2018.05.12

4件

旅先からのショートメール

祖谷豆腐を求め、徳島の大歩危に来ております。岩豆腐と呼ばれる祖谷豆腐を食べてきました。旨い! 堅い! 旨いです」。その数日後、豆ラボに祖谷豆腐が届きました。

祖谷豆腐(そやとうふ)? 大歩危(おおぼけ)? 岩豆腐? 初めての単語ばかりで、興味津々。届く前にネット検索で、おおかたの正体を確認しておりました。

いざ、届いてみると‥‥ 想像を超えて、ずっしり! 目方を計ってみました。2つ一緒では秤の目盛りを振り切ったので、塊を半分に切って計りました。

左 880g、右 933g

ふつう売られている豆腐は重さ400gのものが多いから、その約4個半! デカッ

OH! ありがとうございます、Hさん!

 

祖谷とうふ

祖谷は、徳島県三好市の山奥にあるそうです。くねくねと山道を行くとき、とうふが崩れないようにカタイ豆腐にされたそうです。岩のようにゴツゴツかたい豆腐ということで「岩豆腐」と呼ばれるのだそう。

「祖谷豆腐」で検索すると、「四国大陸」さんの2015.3.24の記事がヒットしました。そちらに、岩豆腐のことが詳しく載っています。

私は、生まれて初めての食べ物と遊んでみました。

豆腐の塊を切るとき、まるでブロック肉を切っているみたいでした。

到着して直ぐに生で食べてみたら、濃厚な豆腐の味わいが広がりました。弾力があって、ホントこれなら崩れないですね〜

 

いろいろな食べ方を試してみました

・オリーブオイルで焼いて、塩胡椒。味噌田楽にもしてみました。おいしい。

 

・パテのように焼いて、バケットに挟んでみました。うん、いける!

 

・ごま油で焼いてみました。塩コショウ、醤油をかけておいしかったけど、オリーブオイルで焼くほうが私の好みでした。

 

・2.5cm角くらいのキューブに切って、ゴボウや玉ネギと一緒に具だくさん過ぎる味噌汁にしました。ふふふ。ゴボウ出汁と味噌のお味が沁みて、おいしいです。

・1cm角くらいに切って、それより大きめに切った丸茄子と一緒に炒め、チーズをのせました。はい。これはおいしい!! (写真撮れず)

 

・そして、最後は‥‥ いろいろミックスして、味噌田楽、チーズのせ、ベーコン巻き、キュウリ巻きに。ちょっと手をかけるだけで、気持ちもハッピーになりました。

 

結果、祖谷とうふは私の主観ですと、汁物にするよりオリーブオイルで焼くのが好きです。使い方は、お餅のようでもあり、ポテトのようでもあり、何にでも合いやすいと思いました。

茄子と炒めてチーズのせしたら、ぷにゅぷにゅの食感がエリンギのようにも感じました。祖谷とうふ、面白い食べ物でした。Hさん、ごちそうさまでした(^^)

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コメント

    • 髙橋美恵子
    • 2018年 5月 13日

    のどかさん凄い。
    お豆腐と葛藤 どれも美味しそう。
    私も頂いたものは無駄にできない。
    楽しんでお料理お疲れ様。

      • Nodoka
      • 2018年 5月 13日

      髙橋さん、こんばんは。

      初めて向き合う食材は、いろいろ使ってみたくなりますね。
      自分で訪れることのできない各地の珍しい食材をお贈りいただけるの、ありがたいことですね。

    • 長谷川 嘉典
    • 2018年 5月 13日

    こんにちは。凄いとしか言い様がありません。祖谷とうふの大きなブロックが五木さんが料理するとこんなに華やかに変化するなんて。

      • Nodoka
      • 2018年 5月 13日

      長谷川さん、こんばんは。

      「祖谷とうふ」なかなか面白い食材でした。
      母に電話したら、昔むかし自分で豆腐を作っていた頃の話をしてくれました。
      福岡県の山奥でも、かたい豆腐を作っていたそうです。
      いろいろ勉強になります。ありがとうございます。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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