豆は「しあわせ」のタネである

とうふ「北長」さんへ

丸太町の豆腐屋さん

今朝、通勤途中にふと思い出して、丸太町のとうふ屋さんに寄りました。近くに勤めていた頃に何度か伺ったことがありましたが、豆ラボを開設してからはホント久しぶりでした。

方向音痴の私には、場所がすぐに思い出せなかったのです。今朝は、赤いジャンパーのおじちゃんに道を訊ねたおかげで、行き着くことができました。

北長とうふ店」、かつての豆なブログに掲載した原稿を見つけてくださり、5月末に読者の方からコメントをいただいて、6月の一大事を前にそのままになってしまっていました。私の拙いブログより、その方のコメントのほうが数段おいしそうです。

 

以下、読者さんのコメント

北長とうふ店、昔の姿そのままですネェ♪ 私は、生まれてから昭和46年までの24年間北長とうふ店の近所に住んでおりました。北長とうふ店で
夏場販売される「きぬごしとうふ」は絶品で、夕方近くになると鍋をもって店頭へ買いに行ったものです。食べ方としては邪道なのですが氷水で冷やした「きぬごしとうふ」を軽く潰して醤油をかけ、熱いご飯の上に載せて食べると軽くご飯を三杯食べたものでした。今でも北長の「きぬごしとうふ」の滑らかな舌触り、柚子の香りがほんのりしていて未だに忘れられません。北長の「きぬごしとうふ」は日持ちがせず、当日に食べないと風味を損なうので地元の方でなければ味わえない代物です。スーパーで売っている「きぬごしとうふ」とは別物です。

 

ね、食べたくなったでしょう! それなのに、5ヵ月以上もそのままにしていたなんて‥‥

 

本日の「北長とうふ店」

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あさ9時半すぎ、店は前のブログに掲載した4年前の姿と、ほぼ変わりなく在りました。

入口に立つと、店の奥のほうで油揚げを揚げておられる気配。お揚げは、おばちゃんが揚げておられました。「お豆腐ください。ひろうすと厚揚げも‥‥」とお願いすると、お部屋のほうからおじちゃんが出てこられ、取り分けてくださいました。

お豆腐屋さんらしい、白いゴム長靴。シブイ役者さんのような、‥‥役を作る必要もなく豆腐屋の大将のお顔でした。

 

本日分けていただいたお豆腐と、ひろうす2個、厚揚げ1個、合わせて480円でした。お昼に作った豆腐丼のことは、あした書きます。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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