豆は「しあわせ」のタネである

とようけ屋さんの豆腐饅頭

2025.01.22

2件

とようけ屋の山本会長に頂戴しました

京都・上七軒に本店がある京豆腐の『とようけ屋山本』さん。三代目の山本久仁佳 会長(87歳)にお会いする機会があり、豆腐饅頭を頂戴しました。

とようけ饅頭 6個入り

大豆餡を豆腐と餅粉で包み、甘さを控えて大豆の味を生かしたお饅頭です。包装をとくと、きな粉と青大豆きな粉をかけたお饅頭が3つずつ愛らしく頭をのぞかせ、うれしい気持ちに。

お箸で取り分けるとき、注意しないと箸のあとが残るくらいやわらかなお饅頭。黒文字がスーッと入ります。

冷凍もしくは要冷蔵商品で、ぷわっとひんやり冷たくて2口、3口でおいしくいただけます。薄皮がとってもやわらかな上に、大豆餡もソフトに仕上がっていて、喉の奥にスーッと消えゆくような上品な食感。

甘さ控えめ、きな粉と大豆餡が小豆のあんことは異なる味わいをかもしています。

豆腐の個性を反映したやわらかなお饅頭に、会長の色白な豆腐肌と柔和な表情が浮かんできました。

↑ 壁に貼られていた金融機関のポスター。写真の右の男性が山本会長です。

京ことばの「はばかりさん」について、豆腐の作り手としての精神が紹介されていました。

 

とようけ屋さんのこと

とようけ屋さんでは、長いお揚げやゆず豆腐、ひろうすなどを買うことが多かったけど、次からこのお饅頭も候補入り。

天神さん(北野天満宮)の前のお店『とようけ茶屋』でも喫茶メニューにあるようです。

◎とようけ屋山本 京都市上京区七本松通一条上る滝ヶ鼻町

北野商店街の近くです

◎とようけ茶屋 京都市上京区今出川通御前西入紙屋川町822

天神さんの朱い大鳥居のお向かいにあります

 

◎かつて、毎日新聞 夕刊「とうふ屋のある町は いい町だ」連載で、『とようけ屋山本』山本会長に受けていただいた取材生地は、こちら

2019年11月に掲載された記事です。

 

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コメント

    • 美恵子髙橋
    • 2025年 1月 25日

    のどかさん
    ブログ拝見し楽しませてもらってます。
    豆腐饅頭美味しそう。
    私も今あまい物欲しいときは豆腐と片栗粉で生地を作りきな粉 あんを加え美味しく食べてます。カロリーも抑えられ気にいってます。
    おき張りください。

      • Nodoka
      • 2025年 1月 26日

      髙橋さま コメントありがとうございます。

      さすが、既に豆腐饅頭を手づくりされているんですね!
      ふわっとやわらかで、おいしいですよね。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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