打豆の炊込みごはん
打豆(うちまめ)とは
写真は東京の友人がくださった福井の打豆です。こちらは青大豆ですが、肌色の大豆や黒大豆の打豆もあります。
大豆を水に浸してもどし、それを叩いてつぶし、また乾燥させて保存食にするそうです。
主に、福井や新潟、山形など日本海側の豪雪地帯に伝わっている大豆の加工品です。
5年くらい前に知って、2回ほど取り寄せて使ったことがあります。
大豆をつぶすことで豆にヒビが入り、吸水時間が短くて済みます。産地では10分、15分茹でたものを茹で汁ごと、みそ汁に使ったりするとか。大豆で出汁がとれるし、早茹でできるし、先人の知恵はさすがですね。(^^)
水もどし、たたき、乾燥の手間がかかっているから、ふつうの大豆を買うよりちょっと割高です。その分、時短になります。
打豆の炊込みごはんを作りました
通常、大豆の炊き込みごはんは、大豆を乾煎りして使うか、水浸けしてもどした大豆を固茹でにして使います。
ある程度、熱が通りやすくして、炊飯器でお米と一緒に炊いて作ります。
打豆はその下準備がいらない、使いやすい豆と聞いています。私は用心のため、米の水浸け中に豆を熱湯にひたしておきました。
[材料]
米1合、打豆 大さじ1、水1合分、塩 小さじ1/4、金ゴマ 小さじ2
[作り方]
1.米を水洗いし、ザルにあげて30分ほどおく
2.その間に豆を湯に浸しておく ・・・もしかすると必要ないかも?
3.水加減して豆と塩を加えて、炊飯
4.炊き上がりにゴマをふって、ざっくりと混ぜたら出来上り
◎無事に、おいしくできました。豆のやわらか具合から、もしかすると湯につける必要すらない気がします。また試してみよ〜(^^)
◎打豆は大豆の皮が外れやすいです。ご飯やみそ汁などに豆の皮が入るのを嫌う人もおられるので、時と場合によっては浮いた皮を取り除いてください。
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