豆は「しあわせ」のタネである

京都のユニークなとうふを味わう

上田とうふ「お豆腐のデザート SOYシナモン」

Kちゃんからのいただきものです。京都 大原野「上田とうふ」さんの3品をちょうだいしました。

豆乳(500ml)、ちっちゃな 銀杏入りひろうす(6個入り)、SOY シナモン(110g入り)

濃厚な豆乳と、ふわふわのひろうす、そして今回初めて味わった「SOY シナモン」、どれもが「大原野にある上田とうふさんのあのクリーンな工場で作られているんだな」と、うれしくいただきました。

黒みつが添えられていますが、最初は黒みつをかけずにいただきました。

ふわりと鼻に届くシナモンの香りと、充填とうふのゆるやかな大豆の味わい。お豆腐デザートと記されているように、ふつうの豆腐よりクリーミィななめらかさに感じました。

途中で黒みつをかけてみると、シナモン風味が黒糖の味に負けてしまい、わからなくなります。個人的には、黒みつは無くてもいいように思います。

素人意見ではございますが、デザートとして食べるのに添えるとしたら、グラニュー糖や「追いシナモン」などのほうが、合うように思いました。何もなくても、もう少し小ぶりにしたら、いけると思います。

 

久在屋「青竹よせどうふ」

何度かお店に足を運んだとき視界に入って、580円+税という価格に買うのを控えていました。今回は、お試し買いです。

直径7cm、高さ7.5cmの竹筒に入ったよせどうふ、東田社長から直々に食べ方を教えていただくことができました。

網を置いてコンロにかけ、弱火で30分ほど加熱するとのこと。火が強いと、竹がパチパチ燃えてくるそうです。その話を聞いたせいか、とろ火にし過ぎたのか、40分温めて更に湯煎にかけて味わいました。

ふんわり、ほんわりと温かな寄せどうふ。火の加減をボ〜ッと眺めた時間も、おいしさの隠し味。

とろんとしたぬくぬくのおとうふは、何もつけずに味を確かめて、いただき物の「加計呂麻の塩」や「実生 柚子 ぽんす」で味わいました。

 

久在屋「有機栽培さとういらず」豆腐

こちらは、群馬県産のOrganic大豆で作ったとうふ、定価500円+税。

月1でお店に訪れる際は、地豆腐を柱に買うのを決めるから、まだ試したことがありませんでした。寄せどうふがダブリますが、今回は気になるものすべてまとめ買いです。

日曜朝、とうふ1丁240g(表示の重さ、実際はもっと多い?)をおなかに納めました。

地大豆「さとういらず」は、さとうがいらないほど大豆の甘さが感じられると人気の大豆です。産地と生産量が限られ、中でも有機栽培のものは稀少です。

ほんと、青竹のとうふとは違う穏やかな旨みが感じられます。「たくさん食べても食べ飽きないとうふ」とは、こういうとうふを言うのかもしれません。

何もつけず、塩だけをつけて、ミョウガを添えて、ふりかけ「錦松梅」をかけて、それぞれの味わいを楽しませていただきました。

とうふにミョウガ+錦松梅、けっこう合います。

おいしいお豆腐や豆乳があると、それだけで心ゆたかな1日が始まりますね。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

豆行事や催しなど

2024年 10月
« 9月   11月 »
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31    

Plofile

豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
Instagram

バックナンバー