豆は「しあわせ」のタネである

【京丹波町】Nご夫妻の畑へ

和知黒の畑を訪ねる

摂津のKさんからのご縁で、Nご夫妻をお訪ねしました。Kさん、Hさん、私の3人でJRに乗って和知まで小1時間ほど、with マスクのレール旅。昨年に続き2回目の訪問です。

穫れ立ての黒枝豆でお迎えくださいました。

丸々と成長した枝豆の2粒サヤが、ど〜んと山盛りに! 立派な黒枝豆は、あともう2週間後くらいが最も美味しいのだと、奥さまがおっしゃっておられました。しかし、この初期の黒枝豆も上々のおいしさです。

黄緑色が美しい黒枝豆、斑が出たのはまだ少なめでした。味は、旨みと甘みが交互に口の中に広がる感じ。後に黒豆独特の甘みが残りました。

 

黒枝豆の畑へ

ご自宅近くの畑に昨年同様、黒枝豆と大納言を栽培されていました。青々と立派な枝豆畑です。

枝豆は成育過程において、上に育ち過ぎて倒れないように「芽摘み」をするそうです。それにより、上ではなく横に新芽が出て、わさわさと茂り丈夫な枝になるのだとか。

葉っぱに虫食いがあるのを見て「大丈夫な畑」を思いました。

丸々ぷっくらとした立派なサヤ、この畑の豆は枝豆で収穫して販売するのではなく、黒大豆(和知黒)に育つまで、ここで栽培される黒豆です。

私たち3人がごちそうになったのは、ご自宅裏の小ぶりな畑の黒枝豆でした。「枝豆用の枝豆ではなく、黒豆用の枝豆(状態)」だったのです。

黒大豆まで育てるほうが大変なのだと思っていました。しかし、人手が少ないと、枝を切って葉を落とし、NGサヤを取り除いて一定長さにととのえ、重さを合わせて縛って出荷するのは、けっこう手間を取られるとお聞きしました。

枝付き出荷とサヤ豆出荷では、所によってはサヤ豆出荷は機械で脱莢できるため、枝付きより手間が少ないという話も、今シーズンどこかで耳にしました。

Nご夫妻のこちらの畑は、今年で3年連続栽培になるため、来年は別の場所に、この2倍くらいの面積に黒大豆を栽培されるそうです。

 

大納言のこと

畑の周辺を囲むように、大納言小豆も植えられています。

赤い色が赤紫色を帯びた美しい「和知大納言」です。奥さまが、熟成度合いを見ながら1サヤずつ莢掘り(さやぼり)で収穫されています。

 

緑色のサヤには肌色の豆粒が入っています。黄緑色に薄くなったサヤは赤くなりかけ、手のひらの真ん中の赤い粒になるのは薄茶色までサヤが枯れてから。そうなると豆粒が締まって、白っぽいのや薄い赤色の豆粒より小さくなります

(手タレ:Kさん)

ご自宅前には、既に収穫された淡い茶色のサヤが干してありました。こうやって畑で完熟するまで育つ豆だから、あんなに美味しい豆になるのだなと納得します。

帰りに黒枝豆と和知大納言、ほか、畑の恵みを抱えきれないほどずっしり持たせてくださいました。お土産話は、また別の機会に‥‥

Nご夫妻さま、Kさん、Hさん、ありがとうございます!

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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