豆は「しあわせ」のタネである

毎月1日と15日は「赤飯の日」

2019.01.07

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毎月1日と15日は、赤飯の日。

あなたも、誰かとどこかで、お赤飯を口にしませんか。

日本の古き良き時代の食文化を残していくことと、小豆や餅米、ゴマなど日本の農作物の消費を少しでも拡大することにつながればと考えて、2009年頃から「赤飯の日」のお声かけをしています。

 

毎月1日と15日は「赤飯の日」

おついたちと15日、時間の工面がついたら赤飯を作るように心がけています。月に2日間を「赤飯の日」と言い始めたのは2009年頃からで、赤飯運動を始めたのは私が京都に来て少しした2010年4月のことでした。

なぜ、1日と15日に赤飯を作るのか、神棚のお榊を新しくする日にお赤飯をお供えする習慣を、私は福岡在住の頃に見た記憶がありました。また、京都の「お決まり」にあやかりました。

京都・西陣あたりでは「お決まり」という素晴らしい食慣習がありました。大事な機織りの働き手である奥さま方が夕餉の仕度に時間をとられぬよう、何日は何を作ると決まっていたそうです。毎月繰り返し繰り返し、同じ日に同じ料理が食卓に並ぶ‥‥ 身体に良い食べ物をそこに乗っければ、みんなの健康づくりに役立つよね、みたいなことも考えました。

「毎月1日と15日は赤飯の日」は、記念日協会に登録したわけでもなく、どこかの大きな団体の認定を受けたわけでもありません。お正月に雑煮や黒豆を食べる人たちがたくさんいるのと同じように、1日と15日には赤飯を食べる人が、フツウにあふれるようになれば良いなと思ってやっています。

願わくばお母さんやおばあちゃんが、子どもや孫たちのために赤飯を作ってくれる日があったらいいなと思うのです。お赤飯のできるにおいをかいだ子は、「お赤飯は買うもの」「いただくもの」ではなく「自分の家でも作るもの」と認識して大人になってくれると思うのです。

豆なブログ 2016.3.15 より転載

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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