豆は「しあわせ」のタネである

3月15日は「赤飯の日」

 

毎月1日と15日は「赤飯の日」

おついたちと15日、時間の工面がついたら赤飯を作るように心がけています。月に2日間を「赤飯の日」と言い始めたのは2009年頃からで、赤飯運動を始めたのは私が京都に来て少しした2010年4月のことでした。

なぜ、1日と15日に赤飯を作るのか、神棚のお榊を新しくする日にお赤飯をお供えする習慣を、私は福岡在住の頃に見た記憶がありました。また、京都の「時しらず」にあやかりました。

京都・西陣あたりでは「時しらず」という素晴らしい食慣習がありました。大事な機織りの働き手である奥さま方が夕餉の仕度に時間をとられぬよう、何日は何を作ると決まっていたそうです。毎月繰り返し繰り返し、同じ日に同じ料理が食卓に並ぶ‥‥ 身体に良い食べ物をそこに乗っければ、みんなの健康づくりに役立つよね、みたいなことも考えました。

「毎月1日と15日は赤飯の日」は、記念日協会に登録したわけでもなく、どこかの大きな団体の認定を受けたわけでもありません。お正月に雑煮や黒豆を食べる人たちがたくさんいるのと同じように、1日と15日には赤飯を食べる人が、フツウにあふれるようになれば良いなと思ってやっています。

願わくばお母さんやおばあちゃんが、子どもや孫たちのために赤飯を作ってくれる日があったらいいなと思うのです。お赤飯のできるにおいをかいだ子は、「お赤飯は買うもの」「いただくもの」ではなく「家で作るもの」と認識して大人になってくれると思うのです。

 

3月11日のお赤飯

赤飯運動を始めて少しして、東日本大震災が発生しました。福島第一原子力発電所の事故とかさなって、たくさんの人たちがつらく悲しい想いをされました。その直後、私たち(赤飯運動実行委員会の仲間たち)は、「赤飯」について深く深く考えました。

1年たった2012年の3月も「赤飯の日」を口にしてよいのか控えるべきなのか、たくさんたくさん考えました。

5年たった2016年3月11日、いまも3月11日の赤飯を問題視する声があがりました。卒業式のために用意されたお赤飯についての発言‥‥。不謹慎だと述べられた方は、人の心のいたみを考えるやさしい方なのだと思います。「卒業式のお赤飯は、子どもたちの成長と新たな門出を祝うおめでたい食べ物だから、震災と一緒に考えなくてもいいでしょう」と述べられた方は、震災で悲しい想いをされた方々のことも考えた上で、子どもたちをお祝いしようとする心やさしい方なのだと思います。

どちらが正でもなく、どちらが非でもなく、世の中というものは様々な考えと生き方を背負った人たちが、共に暮らし、発言をし、共存していく場なのだから、いくつもの見方や意見が生まれますね。

私は父の命日に、お赤飯を作って仏壇に供えたい派の人間です。タブーかもしれませんが、納豆やお酒や塩辛や‥‥ 父の好きだったものと一緒に、赤飯もお供えして良いですか? 母は「あなたのしたいようにしていいよ」と言うと思います。

 

豆ラボ〜今日のお赤飯

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左の写真は、お昼に買ったお赤飯。もち米を買いに寄った食品スーパーで「ふっくら大粒あずき 大納言赤飯」と書かれていたから、試しに買ってみました。

コンビニさんの赤飯より数段おいしかったです。でも、チトかためでした。

 

右の写真は、自分で作ったお赤飯。夕方会う方々に差し上げるのと、家族の晩ごはんに作りました。買ったお赤飯がカタメだったから、と思ったら、私のはやわめになってしまって‥‥

うちのお赤飯も「ふっくら大粒あずき」を使った「丹波篠山大納言あずきのお赤飯」です。

何回も作っているのに、ま〜だ誤差がある。飛びっきりおいしいお赤飯が作れるようになるまで、1日、15日に関わらず、何年も何年も作り続けます。皆さん、こりずにもらってくださいね〜(^^)

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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