藤原食品の「赤と黒(上)」
混ぜた、喰った、愛した。 ホホホ座 山下賢二
それは、8月終わり頃のこと。仕事で浄土寺あたりを回った日、本屋さんで見つけました。
赤と黒 各1パック入り 734円(税込)
これが何かと言うと、納豆です。
赤は「京納豆 赤大豆」のことで、黒は「京納豆 黒大豆小粒」とのこと。
「赤と黒」は、スタンダールの小説のパクリですね。笑
〜逡巡し葛藤し恋をする。それが赤と黒。〜 と書かれています。
赤納豆、黒納豆を食べました
赤納豆は普通の納豆サイズ。かつを節をたっぷりかけて、塩少々。ぐるぐるかき混ぜ、ネギはらり、でいただきました。合わせるのは、やっぱり炊き立ての白ごはん。何かにアツアツご飯に納豆をのせると、納豆の栄養が半減すると書いてありましたが、別にいいのです。栄養を食べるつもりで納豆たべてないから。
昔から、納豆には塩少々をかけるだけが好きです。
赤大豆についての説明書きがありました。「滋賀県湖北町、国友浩貴さんの低農薬、有機肥料100%の赤大豆」とのこと。単品で買ったらいくらくらい? 150円か、200円くらいでしょうか。
黒納豆も食べました。赤と黒を買った日、店員さんの「賞味期限1週間過ぎたくらいがおいしいと製造元の方が言われてました」という発言に触発され、賞味期限1週間が過ぎるのを待って味わいました。
混ぜても糸引くネバリは感じられず、少しぽそぽそした感じ。期限内に食べるほうが良かったかも‥‥
こちらは「栃木県下野市の浦田優さんの無農薬JAS有機黒大豆小粒」だそうです。黒千石をもどして納豆にしたくらいのサイズ感でした。
納豆2パックで734円、箱買いです!
納豆は赤、黒それぞれの個性が光る味わいでした。
納豆そのものより、この凝った箱のほうが「売り」のような感じ。
実際に「〜ぼくたちは、素材を最大限に活かして作り、そのバトンを、この商品を手にとってくれたあなたに繋ぐ。その時あなたがニヤリとしたなら、ぼくたちの企みはひとまず成功という事に相成りましょう」と、箱の裏書きにもピンクの帯にも記されていました。
赤と黒、税込734円。ホホホ座で買いました。明らかに、納豆のパッケージ買いです。それもまた楽しいことで‥‥
製造元の藤原食品は、京都で名の通った納豆屋さんです。私は「鴨川納豆」を、時々買っています。
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