【東京】全国豆腐連合会を表敬訪問
10月12日を「とうふの日」とする説と、10月2日を「とうふの日」とする説、毎月12日を「とうふの日」とする説、いろいろありますね。
10月10日に、全国豆腐連合会さんをお訪ねしたことのおぼえ書きです。
豆類時報を見て、ご連絡をいただきました
3ヵ月に1回、日本豆類協会から発行されている「豆類時報」という業界誌に原稿を書かせていただいています。2019年6月発行 vol.95に京とうふ 藤野さんを書かせていただきました。
発行後すぐに、原稿をご覧いただいた全国豆腐連合会の事務局長さんよりご連絡をいただき、今回の表敬訪問となりました。
全国豆腐連合会は、東京上野に事務所があります。
ビルの6F、奥の広い会議室に通してくださいました。
事務局長さんのお話をお聞きする
おおよそ1時間半、豆腐と豆腐業界のお話をお聞きしました。たくさんお聞きした中で、記憶に残っていることを書いておきます。
・とうふに使う大豆はおよそ400種類、しかし厚労省に登録されていない大豆もある。
・とうふ屋さんの数は年々減少している。おおよそ年間500軒が閉業し、新たに100軒が開業している。
・全豆連では、これから豆腐屋を始めたいという人の開業支援もやっておられる。
・ニッポン豆腐屋サミットは全豆連が主催し、今年は10月26日と27日に岡山で開催される。豆腐品評会で1位になる豆腐屋さんの中には、名もない歴史の浅い豆腐屋さんも。毎回、ドラマがある。
・むかし、戦時下の統制により豆腐のニガリが手に入らない時代があった。ニガリはジェラルミンの原料として戦闘機を作るために使われた。
・ニガリが手に入らないから、中国から持ち帰った知識で、すまし粉を使って作る豆腐が生まれた。中国には、すまし粉で作る豆腐が古くからあった。
・全豆連では、多数のテレビ番組、雑誌や新聞等の依頼に応えて、豆腐情報を提供しておられる。
・とうふ屋さんのラッパは、作られるところが無くなった。数年前、楽器屋さんで復刻品を作った。
・全豆連のラッパは1つ500円+税。プラスチック製だが、とうふ屋さんのラッパの良い音がする。
といったお話が記憶に残っています。
事務局長の相原洋一さんは、全豆連に四半世紀ほど勤務しておられるとのこと。豆腐の生き字引のような方でした。
豆腐の資料をいただく
毎日新聞で月に1回「とうふ屋のある町は いい町だ」という原稿を書いているとお伝えしたところ、たくさんの資料を持たせてくださいました。
子ども向け「知ってるかな とうふのひみつ」だけ読破。「TOFU 豆腐」を持ち歩いて読んでいる途中です。残りの資料も読んで、豆腐のことをしっかり勉強しようと思います。
相原さま、ありがとうございました。
この記事へのコメントはありません。