豆は「しあわせ」のタネである

お精霊迎えに「柊野ささげ」

お精霊迎えのお盛り物

8月13日、関西と九州では、お盆でご先祖さまが帰って来られる日ですね。我が家と豆ラボいずれにもお仏壇はないのですが、茄子と胡瓜、やさい豆のささげが欲しくて買いました。

 

お精霊迎えのセット(小)は、北大路 VIVRE の野菜コーナーに並んでいました。

裏書きのシールには「京都府産のなす、胡瓜、枝豆、伏見とうがらし、柿、南瓜、

奈良県産のみょうが、宮崎県産のさつまいも、大分県産のほおずき」が記されています。

だから、お供えの上にぐるぐる巻いたやさい豆が何者か、正しくは判明できません。

が、おそらくこれが「柊野ささげ」だと思います。

昨日、なかひがしさんで、ご主人とお話したのも、この豆でした。

 

お盆の頃に長い莢のやさい豆が、お供え用として出るのを知っていたので調べてみました。

 

 

柊野ささげ

京都市情報館からの引用です。

 

来歴

現在の(京都市)北区上賀茂柊野地域特有の作物で、栽培の起源等は文献がなく不明ですが、300年くらい前から栽培されていると考えられています。

昔からお盆には必ず仏前に供えたという記録もあり、明治維新以降も多く栽培されていましたが、短系のささげが広く栽培されるようになったことから、激減しました。

特徴

他のささげより長く、80〜90cmになるので、三尺ささげとも言います。

葉は濃緑色で葉形はやや長く、毛じ(細かい毛)がありません。

栽培

栽培戸数1戸(2009年12月の情報です。上賀茂の農家さんに委託されているそうです)

おすすめ料理

ごま和え、天ぷら、煮付け

 

 

京都に暮らし始めて最初の夏に、お隣のお仏壇へのお供えをしたくて買った野菜類のお供えセットに、この柊野ささげも入っていました。そこから、この豆の存在を知りました。

今も栽培されているのは、たった1戸の農家さんだけなのでしょうか。京野菜のひとつとして、作り続けていただけることを願います。

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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