豆は「しあわせ」のタネである

【尾張】餡麩三㐂羅(あんぷさんきら)

濃尾平野の銘菓「餡麩三㐂羅」

餡麩三㐂羅 6個入り 1,080円

津島市からの帰り、「名古屋駅のキヨスクに売ってるよ!」とM会長に教わって、駅に着いて直行。キヨスク2軒目で買えました。

こし餡がおいしい麩饅頭。前に一度おみやげでいただいたことがあり、また食べたいなと思っていました。

愛知県江南市 大口屋さんの和菓子です。名古屋駅で買えるんだったら、これから愛知県や鈴鹿に出張する時は買って帰ろう。

 

餡麩三㐂羅のこと

麩のあんばいと、こしあんのバランスがナイス! です。

ぷにょぷにょのやわらかい麩饅頭生地を包む葉っぱは、山帰来(さんきらい)、別名 サルトリイバラというそうです。その葉っぱの香りが麩饅頭に移り、旧き佳き時代のなつかしい記憶を呼び起こしてくれるように思います。

大口屋の六代目さんが苦心して開発された和菓子だそうで、サイトには

餡麩三喜羅は、職人の技と勘で丁寧に仕上げた独特の食感の麩と、高級菓子に用いられる方法で作り出されたさっぱりとした上品な甘さのこし餡が絶妙の組合せ

と書かれています。

文政元年(1818年)創業の大口屋さん、歴史ある和菓子屋さんです。餡麩三喜羅を包む山帰来の葉は、山奥で採取し、形を整え半年に渡って塩漬けしたものが使われているとか。

麩饅頭には葉っぱの香りと塩味(えんみ)も移っていたんですね。なるほど・・・!

知れば知るほど、おいしさに納得です。

名古屋駅いくとき、また買おう!

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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