「道の駅」豆コレクションに金時豆
全国「道の駅」豆コレクション
今年の4月から、全国「道の駅」公式ホームページの豆コレクション・サイトを担当させていただいています。
6月のテーマ豆は「金時豆」でした。なかなか公開にならないなぁ〜と首を長くして待っていたら、皆さまにもご覧いただけるページに載っています。
金時豆を使う料理のレシピも載せていただいてますので、よろしかったら最下部をご活用ください。
◎金時豆のチリコン・カポナータ
最下部に載せている「金時豆の茄子みそ」のほうが、一般受けするかもしれません。
◎コラムは日本各地のお赤飯について書きました。
金時豆の洗礼
金時豆と言えば甘煮。幼少の頃から食べ過ぎて、「親戚、法事=金時豆の甘煮」が脳裏に焼き付いています。苦手ではないけど、あえて自分で作ることはしない。。。
無意識に避けていたのかもしれません。なぜなら、絶品「金時豆の煮豆」が自分では思うように作れなかったから。
・ふっくらと、ふくよかな美味しさ。
・甘いけど、ねっとりしない甘さ。
・皮が破けることなくハリがあり、テリも適当。
・汁がドロリとせず、飲み干さないでもいいけど、少しは飲みたくなる煮汁。
のどか作。理想の金時豆を自分で作るには、20年早い?
名人の金時煮豆レシピ
理想の「金時煮豆」の作り方を、郷里の中学時代の国語の先生に電話して教わりました。Y先生は煮豆の名人です(先生の煮豆を食べたことないのに言うのもヘンですが、話をお聞きするたびに、金時煮豆名人の気配を感じています)。
[材料]
・金時豆 1kg
・砂糖 0.8kg 味をみて加減してください
・塩 小さじ2〜3 味をみて加減してください
・水 適量
[Y先生の作り方]
1.豆を水洗いして、たっぷりの水に1晩浸しておく。
2.浸けておいた水は捨てて、大きな鍋に豆を入れ、豆がかぶるくらいひたひたに水を入れて豆を煮る。
3.最初は中強火で、沸騰したら15分ほど煮て豆の煮え具合をあたってみる。程よく火が通っていたら、火を止めて30分ほどおく。
4.煮汁を捨てて、豆がかぶるくらいまで新しい水を入れ、砂糖と塩を半分量ずつ加える。
5.ふきこぼれないように煮て、火を止めてを5回ほど繰り返す。途中、3回目くらいで残りの砂糖と塩を加える。
6.かたさと甘さ加減をみる。少しくらい破けても気にせず、やわらかめに煮上げる。
火を止めて1〜2時間ほど休ませたら出来上り。
おいしいはずです。先生はご近所さんと親戚の皆さんに配る分を煮るそうです。私がせいぜい200gとか1カップとかしか作らない煮豆を、先生はたっぷり時間をかけて一度に1kgも煮ておられるのですから。
先生は中学を卒業して10年、20年、それ以上たってもずっと先生でいてくださいます。ありがたいことです(^^)
そして、おいしい煮豆を作る秘訣は親戚づき合い、ご近所づき合いを密にすることなのだと痛感しました。やっぱり、私には難しいかなぁ‥‥
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