豆は「しあわせ」のタネである

国際マメ年と仲間たち

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2016 国際マメ年がスタートしました

国際マメ年について多数のお問い合わせをいただき、ありがとうございます。

2016年が「国際豆年」であることは、2013年12月に国連総会において採択されています。

国際豆年」「国際マメ年」て、何やねん? というのが皆さまの率直なギモン。

 

平易な言葉で書くと国際マメ年は、

「世界中みんなで豆の栄養に再注目し、豆を食べて健康でいましょうね

「同じ栄養素でも動物からとるのと植物では、生産するのに必要なエネルギー量が違います。温暖化のこと、食糧問題のことなど考えて、タンパク質などの栄養は豆からとりませんか」

痩せた土地でも育つ豆は、持続性のある農業の役に立ちます。(世界的にみて)飢餓や飢饉、貧困から抜け出すために、豆類の生産に力を入れませんか」

というような主旨で始まったと理解しています。

 

 

具体的に何をするの? 何があるの?

研究シンポジウムやフーデックス会場等での新開発食品の発表、成果報告書の公表、国際シンポジウムの開催などが予定されているようです。

*FAO ホームページ「国際マメ年について」 より

*雑穀輸入協議会さんの「国際豆年」の制定について より

でも、それって一部の業界関係者にしか届かない催しに終わりそうな気がします。

だから、いま私がやっていることは

1.一般の人に「国際マメ年」の話をする

2.豆の販売をする店舗、企業、団体等への声かけ。国際マメ年を機にした販促提案

3.飲食店への豆料理の提案および促進活動

4.自主イベントに向けた準備 ‥‥ 6月開催目標。会場は予約済み

5.国際マメ年に関わる方々とのネットワークづくり   など

すみません。私だってまだ漠然としたことしかできていません。これから「国際マメ年」を一緒に盛り上げていく仲間をつないでいきます。

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お声かけしたい豆の仲間

・北海道 遠軽町在住 辻本宜子さん

 赤飯運動実行委員会の委員長をしてくださった方。私は事務局を担当していました。

 辻本さんは、日本雑穀協会認定の雑穀アドバイザーです。

・北海道 上士幌町 村上農場 村上知之農場長

 かつて、豆の収穫研修を受け入れてくださった恩師。村上農場の豆は種まきから栽培、収穫、販売まで一貫して自分たちの手で成されています。ジャガイモで知られる農場です。

・北海道 札幌在住 伊藤美由紀さん

 自分でも豆の栽培をし、料理を作る「豆の写真家」さん。かつて、伊藤さんの写真展を主催したくも実現させることができず、いつかは関西で開催してほしいと思案中。

・仙台 豆と雑穀の専門店 すずや 鈴木社長と、ネットショップの杉山店長

 「豆なレシピ」の仕事で2年間お世話になりました。国内外の豆と雑穀を多数販売されています。

全国和菓子協会 専務理事 藪光生 先生

 昨年10月にご講演をお聞きして以来、豆のことについて学ばせていただきたいと再会の機を願っています。

・FAO 駐日連絡事務所 渡邉和眞 副所長

 昨年12月にお目にかかりました。「2016 国際マメ年」についての情報収集と活動内容の報告で、時々ご連絡を入れていきます。

日本みち研究所 角湯克典 研究理事、全国「道の駅」連絡会事務局 箱山大樹さん

 全国に1,079箇所ある「道の駅」で、国際マメ年の告知と豆類の販売促進を提案させていただきました。実現に向け、知恵をしぼって提案を続けます。

・雑穀輸入協議会 事務局 甘糟さま

 昨年末よりメールのやり取りをさせていただきながら、貴重な情報をいただいております。

 お目にかかってお話ができる機会を願っています。

・奈良 株式会社 風神の廣渡史朗社長と片山昌彦総料理長

 昨年師走に総料理長に熱いプレゼンを行いました。居酒屋、イタリアン、鳥料理、焼き肉などの飲食店を展開されています。今年は豆料理と味噌汁を提案しつづけます。

・博多と久留米  穀物屋 森光商店 森光茂敏専務とスタッフの皆さま

 豆、雑穀、米、粉類と加工食材、料理を販売されています。私が豆好きになるキッカケをいただいた大切なお店です。

・福岡 太宰府 洋菓子店 ニノカニーノ 井上善之シェフと奥さま・佳代子さん

 赤飯好きなシェフ、豆を使ったお菓子を増やしていただけるようお願いしてみます。

・京都 二条 まめ家 中島さん

 お店に伺った際に、国際マメ年のお話をして、藪先生からちょうだいしたしおりをお渡しして来ました。コピーを店に貼ってくださり、既に告知に協力していただいています。

と、本日思いつくことを書き出してみました。今日から少しずつ連絡を取り始めます。

豆は種である。豆は自分で身を守り、自分で生きていく力を持っている」とは尊敬する藪先生のお言葉。

先生が述べておられた「乾燥豆は“仮眠状態”にある豆である」を、「もうそろそろ仮眠から目覚めなさい」と捉え、国際マメ年を機に、豆好きさんを増やすための動きをしていきます。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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