豆は「しあわせ」のタネである

豆入りのミートパイ&いかなごのくぎ煮パイを作りました

ミートパイ対決

パンの耳パン教室で、次回予約をお願いする際に、リベルテ京都での購入物に触発されてミートパイをお願いしました。速攻、内村先生は「はっきり言って、僕のミートパイは美味しいよ〜」、「じゃあ、それに入れる豆を用意して来てね」と。

先生の具に、ご指示いただいた豆水煮は応用がきく「ひよこ豆水煮」を用意しました。せっかくの豆パンレッスンに、豆水煮だけで済ませるのは物足りず、それ以外の具材も用意しました。

一つは、今月の課題豆にしている「レッドキドニー」を使ったもの。ミートパイだから、辛くないチリコンカンにしました。これは慣れたもの、いつものチリコンカンにチリペッパーをほんの少しだけ入れました。

そしてもう一つは、旬の「いかなごのくぎ煮」です。これには青大豆を合わせました。いつもの水煮ではなく、乾煎りして香ばしさを加えたものを水戻し、水煮にしました。きっと、誰もわからんよね・・・ と思いながら。

 

ミートパイを作りました

パイ生地は先生と作るので、何も心配ありません。パン生地のパイ生地。洋菓子店のレシピとは違うのかな? と思いながらも、レシピ通りに楽しく作業は進みました。

 

バターを折り畳む生地です。シャリシャリ、パリパリの焼き加減に仕上がりました。

焼き時間は教室の業務用大型オーブンでは160℃で55分。豆ラボのオーヤマくんなら、180〜190℃くらいでしょう、とのこと。

いつものパン生地より低温で、じっくりと時間をかけて焼き上げます。カンパーニュの倍くらい焼き時間をかけます。

外はシャリッと、中はジューシーにするために、ミート系具材には薄力粉をまぶし、いかなご大豆にはバターを小さじ1ほど加えました。

 

ミートパイの行方

焼き上がり、教室での試食では、最も気になる「いかなごのくぎ煮パイ」を切り分けました。先生、私、そして次の時間の生徒さんにもお味見していただきました。

アフター生徒さんのご感想は「美味しい。これ、ゴハンが欲しくなりますね〜」とのこと。

先生は「パイにするより、白メシに乗せる方が美味しいんだったら、おかしいよね」「これ、僕、一つ千円以下だったら作らないよ」。

私「よかった、これならMさんに渡せる」と。そう、今回のミートパイはMさんに試食していただく約束になっていました。

 

後ほど、Mさんのご感想。

「パイ、めちゃくちゃ美味しかったです! ペロリでした。青大豆といかなご釘煮も、ぼく好きですね〜」とのメッセージが届きました。初めての試食とはいえ、いい人です。

Tさん「おいしい。ひよこ豆のミートパイも、もう1つのもどっちもそれぞれ、おいしいよ」とミートパイ対決の結果は出ず。

私は、先生のミートパイは小さな子どもから年配者まで、万人に◎がもらえるおいしさで、私のレッドイドニーバージョンは、気持ち酸味に欠けるかな? という印象でした。

そして、いかなごのくぎ煮×青大豆パイは、私以外に世界中で作った人はいないでしょう。手作りならではの醍醐味です😃

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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