毎日新聞連載〈3〉てづくりとうふ すがい
とうふ屋のある町は、いい町だ
本日の毎日新聞・関西版の夕刊に、3回目の連載が載りました。今回は、京都・下鴨の「てづくりとうふ すがい」さんを書かせていただきました。
雑誌やフリーペーパー、WebのブログやFacebookなど、仕事でいろんな連載を書かせていただいておりますが、なんか新聞の連載って、うれしいです。
夕方になったら「本当に載ってるかな?」と、新聞販売店さんに買いに行くわけですよ。すると、いつも無人販売で積まれた新聞とお金を入れる箱があって‥‥ メモを残して買ってきます。
新聞社の皆さま、駅売店で買ってくださった方、ブログや毎日新聞社のWebで読んでくださる皆さま、ありがとうございます。
すがいさんの2階サロン
新聞には、取材の翌日「知人を誘ってサロン予約の電話を入れていた」と書いていますが、原稿を入れてから載るまでの間に、2階のサロンでおとうふのフルコースをいただいて来ました。
豆乳、実山椒とうふ
厚揚げと野菜の揚げ浸し、アスパラの白和え
土鍋で炊いたご飯、佃煮とお漬物
「にがりとうふ 極」の湯どうふ
ゆばしゃぶ
よもぎとうふ
の順に提供され、一つ一つの説明を聞きながら、ひたすら とうふ料理を味わい、「おいしい」を連発しながらいただきました。
最初から最後まで、おとうふを使ったコース料理でありながら、どれも異なる味わいで飽きさせない料理なのです。「おとうふ屋さんの2階でごはんを食べる」くらいの軽い気持ちで伺うと、洗練された料理とのギャップに驚くはずです。
ご主人の菅井清さん、奥様の幸子さん、息子さんの宏央(ひろお)さん、それぞれが「美味しい」をとことん研究しておられるように思います。きっと、ここんちの子になったら、毎日おいしいゴハンが食べられることでしょう。息子さんのお嫁さんになる人は、いいなぁ〜。
ご一緒してくださったのは、札幌からご旅行中のご夫妻。豆つながりで、たいへんお世話になっている大先輩です。
大のとうふ好きな奥さまは、私より熱心に菅井さんの説明に聞き入っておられました。私は厚揚げのお味と土鍋ごはんが絶品だったことが、今も強く印象に残っています。
すがいさんの「さしみゆば」「実山椒とうふ」が、また食べたい。まだ食べたことがない商品も、ぜんぶ食べてみたい。と思いながら、次に伺う日を想像しています。
菅井家の皆さま、今回の取材では大変お世話になりました。ありがとうございます!
てづくりとうふ すがい
京都市左京区下鴨膳部町1 TEL 075-781-2419 木曜定休 10:00〜18:30
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