豆は「しあわせ」のタネである

【丹波篠山】10月、平日の心地良い賑わいのなか

平日ねらいの丹波篠山

 

10月7日(土)、丹波の黒枝豆が販売解禁になりました。黒枝豆は初期・中期・晩期と豆の様子が変わります。私は中期以降の「サヤにブチが出始めた黒枝豆」が好きです。

 

コロナ元年以降、「丹波篠山 味まつり」が開催されなくなり、その影響で10月土日祝の丹波篠山は、もの凄い人出です。通りの両側に黒枝豆が山盛りに売られていて、黒豆と栗を使った食べ物がいっぱい並びます。

よって、出張の合間を縫うように平日探検を強行しました。

黒枝豆、街の随所で売られています。枝つき、袋入りのサヤ豆、200g〜1kgくらいまで値段も様々、1kgで1,200円〜1,900円くらいが目に入りました。

 

丹波篠山には、美味しいものがたくさんあります。毎回、自分にとっての新たな「美味しい」を、ちょっとずつ増やしています。

*表示価格は消費税込の価格です。

 

スフレカフェ Kamotte のふわとろ「黒豆スフレ」

カモットさんのスフレ、ほんわり温かな湯気も一緒に届きます。スプーンを入れる前に、ソフトをぺろん。生クリームを、ふわとろ生地に付けながらいただきました。

黒豆スフレ(800円)。トッピングだけかと思った黒豆甘煮は、スフレの底にも潜んでいました。ひゃ〜、得した気分✨

いつになく弾けているのは、うれしかったから。ふっわふわ、ですよ😃

いっつも混んでて、一度たべてみたかったのです。ご主人と奥さんが、とっても親切であったかい、気取らない雰囲気のお店です。

丹波篠山、小田垣商店と同じ通りにあるブルーの外観のスフレ屋さん。元は自転車屋さんだったそうで、「今日ハ 〇曜日」と出ているのが、その頃の名残だとか。いいなぁ〜。

黒豆スフレ以外に、バニラ香るプレーンスフレ・栗スフレ・ラムレーズンスフレもありました。

ランチは煮込みハンバーグ(1,300円)をチョイス。ローストビーフ丼も、美味しそう。

次もまた、入れますように・・・

souffle cafe Kamotte(スフレカフェ カモット) 丹波篠山市立町91

 

梅角堂で黒豆の「ささやまタルト」と「黒枝豆ようかん」が光る

3月に丹波篠山で講演をさせていただいたとき、主催者の丹波篠山市役所 担当者さんがお土産に持たせてくださったのが、梅角堂さんのタルトでした。

サクッとしっとり、黒豆入りもありました。次は・・・と、ねらっていたのです。

 

マイセレクトは王道「黒豆タルト」、加えて「ピスタチオと黒豆タルト」、好みの「りんごとシナモンタルト」の3つ。いずれも @270円です。

「ふふふ。日持ちするから、ゆっくり食べよう」と思いながら、支払いをしていたら・・・ 見つけました! 

黒枝豆のようかん(800円)

「少し塩をきかせた黒枝豆の風味が癖になる すっきりした味わいの羊羹」だそうです。そそられる〜

梅角堂 丹波篠山市立町78-1

 

「白殻五粉」は天然酵母のパン屋さん

今回で、訪れたのは2回目。噛みごたえのあるずっしりしたパン、酵母の香りがする美味しいパン、人の手でちゃんと作られたパン・・・ の印象です。

前回「次もまた、違うパンを買いにこよう」と思ったのですが、もしかすると同じのを買っちゃったかも? 好きな素材は、やっぱり好き。

◎いちじくとクルミのパン 324円

◎レーズン入り食パン 270円

白殻五粉 丹波篠山市小川町2

 

小田垣商店で黒枝豆「丹波の黒さや」をギフトに

お中元やお歳暮ではない黒枝豆ギフト、豆の人から感謝の気持ちを込めて。

市内のあちこちで黒枝豆が売られています。枝付きで、束や選別がしっかりしてて、いい状態で箱入りで届くから、小田垣商店の「丹波の黒さや」を選ぶことが多いです。

自分用の黒さや(1,500円/1kg束)と丹波大納言小豆(1,025円/300g)も買いました。黒さや、帰ってすぐに枝を落とし、前塩をして調理。

畑 昭徳さんの名札が付いていました。畑さん、いただきます。

枝ぶりやワイルドなサヤの様子から、今田の畑の枝豆を思いました。どうでしょう?

私は意図的に「ブチ」が出ている黒さやの束を選びました。ぷりっぷり、丸々、少し薄いサヤも混在してて、いい感じの熟れ具合。旨みが強く、大粒ならではの食感を楽しませていただきました。

小田垣商店 丹波篠山市立町19

 

市役所Aさん推しは「あくさや」の くり餅

いつも清明堂さんの「栗きんとん」に並んで、ほかのお店発掘を怠っていました。

今回教えていただいたのは、こちら。

あくさや くり餅(ひとつ220円)

金柑かほおずきくらいの大きさです。やわらかな栗ペーストに包まれて、味わいは「まるでクリ!」。ぷにゅぷにゅのお餅が入っていました。「これは求肥ではなく、杵つき餅なのでは・・・?」と思いながら、黒文字を入れました。

栗餅も丹波篠山の何軒かのお店で販売されています。「これは宗派というか、派閥があります! 我が家は、あくさやさんです」と、おすすめコメントを読んで店を探しました。Aさん、ナイス!

あくさや 丹波篠山市上西町 「誓願寺」の近く

 

黒豆コーヒーフレーバーの黒豆ソフト

黒豆ソフトも数カ所で目にしました。今回のチョイスは、こちら。百景館の黒豆ソフト。

「コーヒーソフト(530円)と書かれていますが、ベーシックな黒豆ソフト(480円)に黒豆コーヒーパウダーがトッピングされたものです。

ソフトクリームに黒豆きな粉が練り込まれ、トッピングに黒豆コーヒー。きな粉は軽い焙煎で、コーヒーはしっかりローストした黒豆? 黒豆Wが面白い!

百景館 丹波篠山市二階町56 黒豆ソフトは入り口のところで販売されています。

 

以上が、今回の黒枝豆探検でした。新規開拓が4軒も加わり充実した1日。市役所Aさん、情報ありがとうございます。

豆・豆料理探検家に有給休暇はないのだけど・・・ 土日祝は近づけないくらい混んでいるお店にも入ることができて、平日に抜け出すのもアリねと思いました。

行き交う人の年齢層は高いです。若いカップルはそう多くなく、老夫婦が仲良く散策されています。皆さん、気前よく購入されていました。

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コメント

    • 髙橋美恵子
    • 2023年 10月 23日

    豆の季節 まさにのどかさんの季節です。
    黒豆の枝豆は最高ですね。
    美味しくて滋養たっぷり身体にいいことずくめ。
    スフレ屋さんのランチ、デザート美味しそう。
    アクサ屋の栗餅食べてみたいと思いました。
    それにしてもこのスケジュールクリアはのどかさんお元気で何よりです。

      • Nodoka
      • 2023年 10月 28日

      髙橋さま ありがとうございます。10月はホント、あちこちハードに出歩きました。
      また書きます。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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