豆は「しあわせ」のタネである

第8回 時をかける「あん」お菓子の記録1

おいしいの、いただいてます!

11月17日に訪れた催事「時をかける あん」で買い求めた「あん菓子」の記録です。

赤福 五十鈴茶屋「あずきコルネ」 税込 300円

サクサク生地に濃厚あんこ。粉糖・クリーム・あんこの3つの異なる甘さのハーモニーが、超ナイス!

 

舟和「バナイモどら」 税込 378円

催事会場で実演販売されていました。おいしいバナナを使われているなと思いました。どら焼きの生地は硬めで、ホイップクリームとバナナ餡がいい感じに調和してるなと感じました。舟型のどら焼き、舟和さんだから舟型なんだろうなと・・・

 

芦屋 樂膳 おはぎ

芦屋 樂膳「いちごモンブランおはぎ」 330円+税

透明なフタを開けた途端、甘酸っぱい香り。白餡にいちごフレーバーの酸味が加わって、おはぎの良いアクセントになっています。黒米のおはぎでした。

 

●芦屋 樂膳「丹波黒きな粉おはぎ」170円+税

こちらも黒米のおはぎでした。黒豆感満開のきな粉。おはぎの中の粒あんと餅米のプチプチと黒豆きな粉、バランスがいいなと思いました。黒蜜もセットされていてお得感あり。黒米、丹波黒きな粉、黒蜜・・・ 黒合わせですね。

 

●芦屋 樂膳「栗モンブランおはぎ」330円+税

マロンの濃い味がしました。うねうねにトッピングされた渋皮栗がアクセント。おはぎの薄い塩味が、モンブラン部分の甘さと好相性でした。今回買った樂膳さんのおはぎの中で、私の一番はこのおはぎかも・・・

 

●芦屋 樂膳「おさつモンブランおはぎ」330円+税

鳴門金時のモンブラン。やわらかなお芋のうねうねの甘さが、もち米のおはぎにのって、全体的におだやかな印象でした。

 

●中尾清月堂「Hot Dora Butter クリームチーズ」280円+税

レンチンするから生地がふんわりホワホワで、あんことクリームチーズもあったか。温度が高くなると素材の味や香りも強く感じられます。クリームチーズも、あんこと合うんだなと思いながら、おいしくいただきました。

 

●花月堂寿永「福うめ」最中 2個入り 400円+税

しっかりした白餡に金時豆が入っていました。手芒豆と金時豆・・・いい感じです。寒天とゼラチンが入ることで、餡の水分が最中のタネ(皮)に移るのを止めてくれています。お猪口サイズくらいのぷっくらとした梅の形が愛らしい最中でした。

※福岡の梅もなか。警固にある「御菓子處 五島」さんの梅もなかを思い出しました。あちらも、また味わってみたいです。

 

●いと重花舗「埋れ木」 2個入り 320円+税

創業文化六年、とありました。西暦1809年創業なのですね! 求肥に手亡豆の白餡が入り、外側は和三盆糖と抹茶で包まれていました。少し乾いたこっくりとした食感もレトロな味わいに感じました。

 

●赤福「あんパウンドケーキ あずき」税込 1,200円

小豆のパウンドケーキに興味がありました。ふんわりとやさしい甘さが香るケーキと思ったら、口にするとけっこうな甘さでした。

少しぽそぽそする生地だなと思ったら、小麦粉ではなく米粉でできたケーキ。逆に、米粉でここまでの食感を出せるのはすごいと思います。

米と小豆、材料からイメージするのはお赤飯。さすが、伊勢神宮のお膝元にある赤福さんならではの表現だと感心しました。

竿もののケーキ、小豆のおいしさが際立って、すいすい手が伸びます。

 

●鈴木屋「どらせん 作州黒餡」140円+税

どら焼きでできているから、やわらか煎餅です。表面に入る唐草模様が独特だなと思います。黒豆のあんこ、作州黒に興味があったので買いました。

 

●上ボシ武内製餡所「金魚ねぶた」3個入り 500円+税

正直、パッケージ買いです。青森のねぶたも気になるし、朱い金魚も愛らしいし、中にはりんご餡の羊羹が入っていると知ったら、迷わず「買い」となりました。中にはまん丸のりんご羊羹。風船を爪楊枝でプチンと割って中身を取り出して食べる羊羹でした。

 

と、本日はここまで。続きはまた後日、記すようにいたします。

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コメント

    • 髙橋美恵子
    • 2022年 12月 06日

    のどかさん 凄いです。時をかけるあん菓子。どれもこれも食べるのがもったない。芦屋楽膳のおはぎの創作はお見事としか。私的にはお値段も比較的安い(丹波黒きなこおはぎ)がいいかな。赤福のあんパウンドケーキも米粉を使っていい感じ。感想ありがとう。

      • Nodoka
      • 2022年 12月 12日

      髙橋さん、時をかける あん、来年はご一緒しませんか?
      なかなか見応えありますよ

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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