そのまま使えるドライパックの豆
豆イベントに向け、試作が続いています
手の内を明かしすぎてはいけないと思いながら‥‥ 自分の記録のために書き残しています。
少し前に買っておいたサンクゼールさんの「そのまま使える」シリーズの「北海道産 虎豆」。
ホームページに載っていた「虎豆とタコのサラダ」が、とてもおいしそうだったから一度作ってみたかったのです。せっかくなので、Nさんも来てくださるこの機会に‥‥
茹でダコ、茹でたブロッコリー、トマト+「そのまま使える虎豆」を和えます。
残念ながらレシピに記載されていた「飲むお酢 レッドグレープフルーツ」は用意がなかったので、我流にアレンジ。レモン汁+塩、コショウにオリーブオイルを混ぜてドレッシングを作り、虎豆タコサラダを和えました。
すると、こんな感じに‥‥
さっそく、シェフにラインしたら「あら、美しい」とのコメントが返ってきました。
「あら、私のことですか? ありがとうございます(^^)」と返したら、
「そう(^0^)」と‥‥ ジョークで返してくださって、それだけでハッピーな気分に。
Kシェフ、なんてステキな方でしょう!
人様のレシピをなぞって、お皿の色までサンクゼールさんのホームページの盛り付けを真似て作っただけなのに‥‥ ということは、お手本どおりに作ると、誰が作っても、そこそこ美味しそうに見えるということですね!
ふふふ。これらを、豆イベントのときデモンストレーションのネタに使わせていただこうかと思います。だって、出来上がりもすごくおいしかったのです。その理由は‥‥
ドライパックならではの「豆の味」と「姿かたち」
サンクゼールさんの「そのまま使える」シリーズの豆はほかに、ひよこ豆、白いんげん豆があります。
豆の状態で食べると、ひよこ豆の仕上りが絶品だと思いました。ホクホクとした栗のような味は、実際に茹で上がりのひよこ豆をつまんでみた時の味と遜色ないと思いました。
「この豆が100g入ってたったの259円だったら、自分で茹でるより、こっちのほうが美味しいやん」と、豆好きの私が食べて思いました。
白いんげん豆と虎豆は、豆の状態で食べたら、ひよこ豆が優秀すぎました。だから、ちゃんとわかっていなかったのです。
サンクゼールさんの虎豆タコサラダを再現して食べたら、虎豆の美味しさを再認識しました。
虎豆は、なかま食材を活かす豆なのです。虎豆が存在することで、タコがおいしい。ブロッコリーがおいしい。トマトもおいしい。虎豆のなめらかなデンプン質が、本当においしい。
それは、下手っぴぃが水煮にすると出せない味わいと食感なのです。ホント、上級者が蒸篭で見事に蒸し上げた豆の味に仕上がっています(たぶん、私もこんな味に虎豆を仕上げることはできません)。その上、煮くずれもなく形がキレイです。
写真の虎豆3粒を見てください。3粒とも、違う模様がわかるでしょう?
虎豆って、ぜんぶ、1粒ずつ模様が違うんです。それを水煮にしたら、こんなにくっきり、はっきり模様が残りません。ドライパック‥‥もう、これは科学の成せるワザとしか思えない。
夜中に試作しながら、一人で「はぁー」「ほぉー」と、うなりました。うれしくて仕方がありません。
サンクゼールさん、すてきな食材とステキなレシピで、そのことに気付かせてくださって、ありがとうございます。(^0^)
「そのまま使える」ことの素晴らしさ
今日もまた、違う仕事の試作をしていましたら‥‥
+
アボカドとチアシードのサラダに、「そのまま使える虎豆」が使える!
仕事はチアシード・レシピの試作まで。試作のあとに、遊んでみよ〜 のノリで加えました。
すると、こうなりました。
見た目の印象は大差ないと思いますが、味がまことに楽しくなります。
レモン汁をまぶし、ねっとりとなめらかなアボカドの爽やかな酸味に、虎豆のクリーミィなデンプン質のおいしさが混じり合って、そこにチアシードのぷちぷちが加わると‥‥
料理って、ホント楽しいです。実験か図工のようです。
あぁ、6月5日の豆のお祭りで、私はどんな人たちと会えるのでしょう?
いろんな方々と豆の話をするのが、楽しみです。
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