「上田の手あげ」豆腐工房 うえ田 直売所へ
阪急電車とバスに乗って京 大原野の里へ
大原野は、京都大原三千院のあの辺りではありません。そう思ってたのは、私だけ??
9月某日そぼ降る雨の中、大好きな「上田の手あげ」を作っておられる会社の直売所が見たくて足を伸ばして行ってきました。
阪急電車の東向日駅で下車し、そこから阪急バスに乗って灰方バス停へ、そして歩くこと10数分。
刈り取りを終えた田んぼの畦には彼岸花が咲いていて、向こうのほうに竹林や小川があって、まるで郷里の原風景に紛れ込んだような‥‥ 「えぇ、ここも京都なん?」と思うくらい、なんだかすごく遠くに行った気がしました。
「豆腐工房 うえ田」の看板を見つけて、ダッシュ! ここって、ほんと、わざわざでないと行かないとこ?
直売所だから買える初めての「上田とうふ」さん商品
少し遠慮がちに「こんにちは〜」と入って行くと、まず目に入ったのはガラス瓶の大豆。揚げや豆腐が入ったショーケースの上に並んでいます。
さとういらず・大袖振・香り豆・エンレイ・フクユタカ・宮城白目‥‥「あ、これ使ったことある!」と心の中でつぶやいて‥‥ 店奥と入って右側を2回も3回もウロウロして‥‥
店番の男性が感じよかったから、つい話しかけ、楽しく買い物をさせていただきました。上田さんの二代目さんだそうです。お兄さん、弟さんが会社に入られているとかで、私がおしゃべりしたのはお兄さんのほう。
「上田の手あげ」230円と、「手あげ 上田の匠」300円の違いを、根掘り葉掘り聞きました。
外国産大豆を使い菜種油で揚げているのが、私がいつもフレスコやコーヨーで買う「うえ田の手あげ」で、直売所で見つけた「匠」は国内産大豆と、こめ油を使われているのだそう。
「高いほうが美味しいのですか?」と訊ねると「いえ、好き好きです。カラッと菜種油で揚げたほうが好きだとおっしゃる方もおられますし‥‥」とのこと。こめ油と菜種油の違いを知りたくて、ふだんは買えない「匠」をチョイスしました。
お話がはずむと、気分よく買い物ができます。だって、乗り継ぎ時間まで入れると片道1時間半くらいかけて、揚げや豆腐を買いに行ったのですから‥‥ 良かった、上田の二代目さんとお話ができて‥‥
もどってみると、保冷バッグには豆腐屋さんらしい氷が入っていました(^^)
大原野の揚げは、おいしい
あれから毎日、上田とうふさんの商品を食べています。
ふっくらとふくよかな「飛龍頭」と「上田の匠」は、上田とうふさんならではの実力ある揚げもののお味です。
刻みゆばを絹ごしとうふに入れた「京ゆば豆腐」、京都市長賞に選ばれたと聞く「上田の絹こし」とうふ、買わずにはいられない「枝豆豆腐」「京白丹波大豆 絹こし」、興味深く味わいました。
もろもろの食べ比べ、感想については日を改めて書きます。
コメント
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2018年 10月 13日トラックバック:毎日新聞 連載〈7〉上田とうふ/大原野 | 豆なブログ
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