第3回「豆雑煮の会」を開催しました
2回練習、本番は・・・
一昨年から「豆雑煮の会」を開催しています。
▼ 2021年 高松「あん餅雑煮」
▼ 2022年 奈良「きな粉雑煮」
そして今年、2023年は私のふるさと・八女の「あずき雑煮」を作りました。
「ふるさと・八女の」と言っても、あずきを入れるこのタイプの雑煮は、おそらく私の実家だけかもしれません。
▼ お正月に、実家でおさらいしました。
母いわく。味が薄い。椎茸が入っていない。
▼ それを修正して、京都に戻って第2弾。
スルメ、昆布、椎茸、鶏もも肉、根菜類・・・いろんな出汁が出るから、塩と薄口醤油で味を調えて出来上がりです。
この雑煮、何だか色気がない・・・ ネギを入れ忘れてますね💦 味が薄いと感じる方もおられるようで・・・
▼ そして本日、こちらが本番です。
汁にニゴリが出るよう、小豆の煮汁と根菜の煮汁も加えました。素材の味と旨味を引き算、足し算で組み立てて・・・
実家の雑煮は、もっと「ごった煮」でした。大きな鍋に、具材をじゃんじゃん入れて、贅沢なのか雑なのか? この雑煮も、あと10年くらい作ったら、ブレのない味に調うのかも・・・ 何せ年に1回作るか作らないかの季節料理ゆえ、味の完成がまだ上手く掴めずにいます。
忘れないように、具材を再度おさらい。
あずき(邪気を祓う)・丸餅(神さまからのお年玉)・あたりめ・昆布・鶏肉・ニンジン(初日の出)・大根・蓮根(先を見通す)・里芋・椎茸・ネギ
来年も作ろう・・・
ご参加ありがとうございます
豆雑煮の会、昨年も来てくださった方、一昨年から3年連続でご参加くださった方、うれしいお顔が揃いました。
全員分の写真を撮り忘れたことが不覚💦
お雑煮以外の食べ物も、今年は「おなかいっぱいになって帰っていただく」と思いながら、いろいろ作りました。
左上から右へ
黒大豆と洋梨のマリネ、あんプリン、柴漬けのポテサラ、甘納豆「福のはじめ」、七草かゆ、あずき雑煮、レンズ豆とホタテの白ワイン蒸し煮、お正月の黒豆煮、秘伝豆のひたし豆と数の子和え
飲料は日本酒、スパークリング、ももワイン、ほうじ茶など
お持たせの最中やお菓子、お酒などなど、ありがとうございました。
なぜ「豆雑煮の会」?
雑煮は日本全国さまざまで、とっても個性的。
以前、担当した冊子の特集で、興味深い雑煮がたくさんありました。
私にとっての「興味」は、豆つながりの雑煮。
小豆、大豆、きな粉、豆腐、もやしを使った雑煮があるようです。
佐渡島、茨城、奈良、鳥取、島根、香川、熊本、大分あたりで見つけました。実際に現地に食べに行きたいと思いつつ、今のところまだ、香川県高松市しか行くことができていません。
豆好きの私としては、実際に自分で現地に足を運んで味わった豆雑煮を、豆トモの皆さま方にもご紹介したいと思っています。
お雑煮を通して豆の話をする、年の初めのお雑煮で豆談義ってステキだなと思うのです。
来年はどこの雑煮にしましょうか・・・ この1年で、新たな豆雑煮と出合えますように!
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