豆は「しあわせ」のタネである

毎日新聞 連載〈8〉嵯峨豆腐 森嘉/右京区嵯峨

とうふ屋のある町は、いい町だ

毎日新聞の関西版に、とうふ屋さんの原稿を書かせていただいています。月に1回、第2か第3土曜日の夕刊に載ります。毎日新聞をとっていない方は、駅売店や新聞販売店などでお求めください。

11月は、京都市右京区嵯峨の『森嘉』さんです。取材前に8年ぶりに訪れ、そして、取材に臨みました。錦秋の始まりの頃の取材です。

毎日新聞の記事をダウンロードして読む → mainichi_08

 

京都を湯どうふの名所にした「嵯峨豆腐」の森嘉

新聞にも書いたように、川端康成の小説「古都」にも森嘉の豆腐が登場します。

その豆腐は、左上の「嵯峨豆腐」です。1パックに800g入っています。2人で湯どうふをするのに、ちょうど良いくらいの量です。

飛龍頭は、買って直ぐにお店の前に設置されている床几台に座って食べると、百合根がホクッとおいしいです。和出汁で煮るのとは、また違った味わい。

手前の四角いのは「擬製豆腐」、厚焼き玉子のような、ほんのり甘い豆腐のおやつ。森嘉さんの豆腐は百貨店でも売られていますが、擬製豆腐(1,250円+税)は嵯峨のお店まで行かないと買えない稀少性の高い豆腐の甘味です。

今回の取材をお受けくださったのは、この方。森嘉6代目の森井邦夫さんです。いろんなお話をたくさん聞かせてくださり、クリーンな製造現場も見せてくださり、結局2時間半くらい居座りました。

商品写真を撮るとき、いちいち細かいリクエストをお願いしても、いやな顔ひとつせず、ご対応くださいました。

森嘉さんの嵯峨豆腐には、京都ならではの食感にする「すまし粉」が使われています。森嘉さん発祥で京都中の豆腐屋さんに広まったと、「てづくりとうふ すがい」さんでも教わりました。

その豆腐が出来上がって直ぐ、私は味見をさせていただきました。

上の写真の後ろのほうに写っている台のあたりで、ペロッと一気に完食。

温かい豆腐は、大豆のやわらかな自然の旨み、あまみが感じられます。まるで、もち肌のおばあちゃんの◯◯◯◯のような‥‥

とても楽しい取材でした。6代目、森井邦夫さま、ありがとうございます!

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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