豆は「しあわせ」のタネである

2019.2 みそ仕込会を開催

友だちの友だちは、みな友だち(^^)

昨年12月に開催した味噌仕込会の参加者さんが上げてくれたインスタを見て、熱烈参加を申し出てくださったMさん。お友だちを誘って、4人で味噌仕込会に来てくださいました。

今回もうれしいことがいくつもあって、4人のうち2人が妊婦さん。4月と5月が出産予定日だそうで、本日みんなで仕込んだ味噌が、味噌として食べられるのは赤ちゃんが生まれてから。お母さんが生まれる前に仕込んだ味噌は、赤ちゃん誕生後にお母さんの母乳成分の一部となって、赤ちゃんにも届くかもしれません。

参加者のうち1人は男性で、妊婦さんのご主人でした。これまで何年も赤飯教室やみそ仕込会をやって来て、初のご夫婦参加! 今日顔を合わせるまでわかっておらず、長く続けてきてよかったなと思いました。

本日の味噌仕込会の取りまとめをしてくださったMさんも新生児のお母さん。これで味噌づくりの手順を覚えて、みんなで毎年、味噌を仕込んでくださったらいいなと思います。

参加してくださった皆さま、ありがとうございます。

 

本日の概要

味噌の材料は、大豆と麹と塩を使います。基本の分量比は2:2:1

妊婦さんたちと聞いて、減塩配合にしました。2:2.4:0.9

大豆(秘伝豆)2kg、はらだのこうじ(板こうじ)2.4kg、伊達の旨塩0.9kg

材料は毎回、仙台の豆・雑穀の専門店 すずや さんから購入しています。

いつもの手順で、皆さんといっしょに味噌の仕込み。

大豆をつぶす→ 麹と塩を合わせる→ つぶした大豆と麹、塩を混ぜ合わせる→ みそ玉を丸める→ 保存容器のアルコール消毒→ 容器にみそ玉を詰める→ ラップをして、塩を四辺におき唐辛子を1本

ざっくり、こんな感じです。

今回、大豆をつぶすのに麺棒がもっともつぶしやすいとのお声をいただきました。あれ、100均さんの麺棒です。来期は、あと2本くらい買っておきます。

 

仕込あとの豆料理を食べる会

今日は、参加者のTさんが手伝ってくださって、とても助かりました。皆さんに試食していただいたのは、

◎大豆の炊き込みごはん

◎黒豆おろし和え

◎レンズ豆のシーフードマリネ

◎秘伝豆のポテサラ

◎白いんげんを使った「みそポタージュ」

◎なめこ汁

◎紫花豆添えバニラアイス

◎黒豆茶

途中で写真を撮る余裕もなく、取り分けておいてくださった分のスナップだけです。

ふだん、自分で豆を水にもどして茹でることがない、という参加者さんたち。使う豆を全部見ていただき、乾燥状態と茹であとを見比べて味わう。そうやって6種類の豆を味わっていただくことができました。

今日も自分への細かいダメ出しは山のようにあったけど、4人の初対面の方と豆にふれ合う時間を共にできたことがうれしかったです。

参加者のMさん、Tさん、Kご夫妻、ありがとうございました。また、遊びに来てください。

そして、おみやげの秘伝豆、試しに使ってみてください。水に入れて膨らむの、見るだけでも感動しますよ。自分でゆでた豆は、本当においしいです。「かたさ、どうかな?」と食べてみるとき、「あぁ、豆おいしい!」と実感していただけたら、私はすこぶる幸せです。

まるちゃん、見ず知らずの方々と、豆のご縁を作ってくださって、ありがとうございます。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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