豆は「しあわせ」のタネである

毎日新聞 連載〈10〉京とうふ 藤野/上京区

とうふ屋のある町は、いい町だ

毎日新聞の関西版に、とうふ屋さんの原稿を書かせていただいています。月に1回、第2か第3土曜日の夕刊に載ります。毎日新聞をとっていない方は、駅売店や新聞販売店などでお求めください。

1月は、京都市上京区、天神さん近くの「京とうふ 藤野」さんの本店を書かせていただきました。女将の藤野久子さんは、数年前に買い求めた「とうふ料理」の本を通じて「いつか、お目にかかりたい」と、念願した方です。

取材は、昨年末にご協力いただきました。この連載のおかげで、藤野久子さんのお話を聞くことが叶いました。

毎日新聞の記事をダウンロードして読む → mainichi_10

 

藤野さんの気になるアレ

藤野さんのおとうふは本店以外にも百貨店や食品スーパーなどに入っています。

種類豊富な藤野さん製品のうち、最近私が感動したのは、こちらのとうふ。

「ふろ吹きとうふ」は、上の写真の「旨味赤味噌」と、もう一つは「柚子白味噌(写真下)」です。

パッケージだけを見ると普通の充填豆腐なのですが、お湯で温めて器に出すと‥‥ ふろ吹きになっている仕掛け。すごい! お皿に出したとうふの表面に、ボコッと段差があるでしょう。そこに味噌が入っています。パッケージの底部分に潜んでいる仕掛け。

最初に食べたとき、感動しました。

天神さんの近くの本店と、伊勢丹地下のお店で見かけました。

 

まだまだ気になる「京とうふ 藤野」さん

取材時の一連で知ったことがあります。

藤野さんには本店と錦市場のとうふドーナッツの店以外にも、とうふ料理が味わえるお店があります。

京都伊勢丹の「京豆富 不二乃」、ランチタイムか夕食で訪れてみたいです。

金閣寺近くの堂本印象美術館内に出店されている「藤野茶房」、ここには豆富バーガーがあるのですよね。気になります。

そして、今回の取材の中で女将の藤野久子さんからお聞きした与謝野町の工場も見てみたいです。

いつも何か新しいことをやり続けておられる「京とうふ 藤野」さん。私の中にある充填とうふへの誤解をといてくださったのも、女将です。

また、お目にかかれる機会を願います。

 

藤野久子さん、広報の小笠原さん、お店の皆さま、たいへんお世話になりました。ありがとうございます。

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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