豆は「しあわせ」のタネである

天拝山と黒豆のケーキ from ニノカニーノ

洋菓子店 ニノカニーノ

2010年5月創業の洋菓子店「ニノカニーノ」は、福岡県太宰府市にあるお菓子屋さんです。

シェフと奥さま、時々スタッフさんもおられる町の小さな人気店。嵐の「ニノ」こと、二宮くんファンにも人気の店と聞いています。看板商品の「ニノチーズ」や「スマイルプリン」ほか、一つひとつに手づくり感と愛情が感じられるやさしい味のお菓子が、店内にたくさん並んでいます。

 

そのニノカニーノが誕生する前から、シェフご夫妻と懇意にさせていただいております。年末年始には京都から「お正月の黒豆」を送り、ニノカニーノからもお正月のお菓子をお送りいただいております。(^^)

 

天拝山と黒豆のケーキ

今年も、ステキなお菓子が届きました。そして、毎年いただくのがコレ。

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天拝山と黒豆のケーキ」です。

 

天拝山とは、かの菅原道真公も眺めたという太宰府にある山の名前で、シェフの好きな地酒の名前だそうです。黒豆と日本酒「天拝山」を生地に練り込んで焼いたケーキ。お正月の縁起物として作られています。

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ふわりと広がる日本酒の香り、しっとりとお酒が沁みた生地はなかなかの絶品です。たくさん入った黒豆の食感が良いアクセントになり、「今年も良い年にしよ〜♪」と気分が上がるケーキです。これで運気も向上する?

 

お菓子は「季節の語り部」

洋菓子店 ニノカニーノ、創業者での井上善之オーナーシェフが若かりし頃、修行しておられた福岡市内の洋菓子店で私たちは知り合いました。朝早くから誠実にお菓子を作っておられた姿を今も思い出します。

その洋菓子店の営業部長が、いつもおっしゃっておられたお言葉が「お菓子は季節の語り部、お客さまに季節を感じていただける美味しいお菓子を出していきましょう」。

その頃も今も変わらず共感する言葉です。日本という四季のある国で暮らすことのしあわせを感じます。

洋菓子も和菓子も、どちらにも言えますよね。だから、お菓子屋さんは季節を先取りしながら、いまはもうバレンタインデーの次のホワイトデーを意識しつつ、バレンタイン・チョコの作り込みをしておられる頃でしょうか。

 

毎年くり返し届くしあわせ

お正月の次に節分があり、バレンタインデーの次にホワイトデーがやってくる。間にひな祭りがあり卒業式や新入学、子どもの日と続きます。

ニノカニーノから我が家へ届くお正月のお菓子「天拝山と黒豆のケーキ」、このケーキを口にしながら、無事に一年が過ぎたことを感じるのです。

あぁ、月日がめぐり、やさしい時間が過ぎていく。同じように毎年くり返しやってくる季節の彩りを食べ物を通して感じる、おだやかな時が過ぎゆくことが有り難い。

日本に暮らす人々を「平和ボケしている」などと言われる方もおられますが、世界一平和な国の人々の情感が、世界中に平和の波動を広げていけるのではないか、と私は思いたい。

それは、多額のお金や物資を寄付することだけではなく、世界中の人々を思いやり、自分にできる小さなことを続けながら、心を通わすことではないでしょうか‥‥

近年、日本に訪れてくださる外国のお客さまが増えました。日本から海外に旅する人も増えています。どうぞ、自国のおいしいものを、ほかの国の人たちにも伝えてあげてください。

 

2016 国際マメ年、私は豆を通して日本のことを伝えます。そして、日本の人たちには世界の豆と豆料理を伝えます。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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