豆は「しあわせ」のタネである

2年と1ヶ月ぶりの「赤飯教室」開催

今日も楽しくお赤飯

久々の赤飯教室に、3名が参加してくださいました。「海外留学を前に、赤飯の作り方を覚えて行きたい」という女子大生、2月のみそ仕込会に参加してくださった1歳児のお母さん、このところ枝豆、みそ、豆腐と、よくご一緒しているキラキラ60代女性。

それぞれが、それぞれの大切にしたい人を思いながらの参加です。

実習の始まりと、後片付けの時間に、札幌の辻本さんからお送りいただいた「お赤飯のうた」CDを聞いていただきました。

 

赤飯教室でお伝えするのは、炊飯器で作るお赤飯の作り方。正確に言うと、「あずき飯」だそうですが、赤飯の入口としての炊飯器バージョンです。

今日の参加者は「土鍋でご飯を炊くから、炊飯器を持っていません」という人、「海外留学で炊飯器を買えないから、鍋で炊きたい」という人など様々。「まずは基本をマスターし、自分の道具で何度か作ってみることで、水加減や火加減などがマスターできるでしょう」というのが、私の答え。

炊飯器によっても、水加減の塩梅が変わってきたりしますので、マイ道具を使いこなしていただければと思います。

あずきのこと、大納言のこと、ささげのこと、5種類の豆を見ながら、違いを説明しました。

 

人の一生とお赤飯

赤ちゃんが生まれて、いくつものお祝ごとを経て大人になり、齢をかさねて最期を迎える。その節目節目に、お赤飯が登場するシーンがあります。

いえ、諸々を省略して、赤飯も省略したり、省略しなくても買ってきたりすることが増えてきているようです。でも、可愛い我が子のために、お母さん(お父さん、おばあちゃんなど)が、お赤飯を作ってお祝してあげるというのは、ステキなことではないかと思います。

今日は◯◯ちゃんのお誕生日だから、今日はお父さんのお誕生日だから、敬老の日だから、いい夫婦の日だから、とか、何かうれしいこと、おめでたいことがあったときなどに、お赤飯を作ることができるのと否とでは、歓びの色合いが変わってくるように思うのです。

そして、お赤飯が今イチ苦手、という人は、おいしいお赤飯を味わい、自分でつくるようになると、お赤飯に対する味覚が変わるようです。これ、今日の参加者さんたちとの話しでわかりました。

 

みんなで作ったお赤飯、2合分

上は、今日の参加者さんたち。

一緒に作ったお赤飯を、「おいしい」「おいしい」と口に出して食べてくださいました。ほっ💦

今日は4人で作りましたが、持ち帰るレシピを見ながら、また家でも作ってくださいね。宿題の提出、待ってま〜す!

 

本日の試食メモ

 豆ラボで赤飯教室や、みそ仕込会をするとき、赤飯やみそ以外も何らかの豆料理をお出ししています。これは「豆好きな人を増やしたい」という気持ちからやっていることで、食べる人の反応を直に見ることで、私の勉強にもなるからです。

そして、次回参加してくださるときに、できるだけ同じものを出さないためのおぼえ書きです。

Tさま、蓮根のお漬物ほか、差入れをありがとうございました。

白菜の浅漬け柚子風味が、今日はなかなか好評でした。

こちらは甘味の「紅しぼりのヨーグルトかけ」です。シナモンとあられ糖をかけて。奥のメロンはYさまから届いたお歳暮のメロン、みんなで美味しくいただきました。

しばらくお休みしていた赤飯教室ですが、参加者さんたちのおかげでスムーズに楽しく開催できました。後片付けまでお手伝いいただき、ありがとうございました。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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