豆は「しあわせ」のタネである

12月仕込のみそ、出来上がり!

3ヵ月後に天地返し、6ヵ月たったら完成です

昨年12月2日、友人2人と、そのお知り合いご夫妻と私の5人でみその仕込をしました。

いつものことですが、3ヵ月後に天地返しのメールを送り、6ヵ月たった先日、「みそ、解禁ですよ」のご連絡メールを送りました。

すると、その中のお一人から、完成写真入りで試食報告が届きました。

「早速、味見をしてみました。塩気の後に感じる旨味、鼻に抜ける味噌の香りにビックリ‼️

手作味噌、最高です。きゅうりと合わせてみましたが、美味しくてあっと言う間になくなってしまいました。明日の味噌汁、楽しみです」と。

うれしいなぁ、こんなふうに自分で仕込んだみその完成を味わってくださって。Aさん、ありがとうございます。ご家族で、初の手前味噌を満喫してください(^^)

私はみそ仕込のプロでもなければ、みそ製造工場で働いたこともありません。だから、「一緒にみそを仕込みませんか」と声をかけ、みそ仕込会を気まぐれに開催しています。

 

12月2日仕込のみそ

自分でみそを仕込むと、材料のことが少しわかります。半年ばかり待つことで、即席ではできないこともわかります。

食品スーパーなどで市販されているみそが、いかに安いかも感じます。みそ屋さんのみそが、決して高くないことも理解できます。自分で材料を選んで、手間と隙をかけるということは、何物にも替えがたい発見があります。

しかし、初めに一人でやると、途中でわからなくなったり、失敗したりして挫折するかもしれません。だから、みそ仕込経験の回数を重ねた「ちょっぴり先輩」の立場で、お世話をやきたくなるのです。

私も今日、出来具合をチェックしました。

天地返しのときカビが生えていたから、置き場を変えました。そのおかげで、最初より気温が上昇した後半3ヵ月を経ても、カビひとつありませんでした。

まずはAさんの真似をして、私もキュウリに添えました。みそ表面をすくうと、中は表面より鮮やかな黄土色です。ボソボソッとした質感が、手づくりっぽくて、いい感じ。

ラップをめくった時から、みそ特有の発酵のにおいがします。冷や奴に付けたり、キュウリに付けたりして味を確かめました。

大豆2:麹 2.5:塩 0.9 の比率で作ったからでしょうか、塩角のない酸味とまろやかさが調和する、おいしいみそに感じました。手前味噌を自画自賛するのもなんですが、おいしいです。

今日から冷蔵庫に入れました。少しずつ小分けして、みそ汁などに使っていきます。

2月に仕込んだみそが完成するのは、8月中旬です。そちらも、うまくいきますように。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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