【丹波篠山】走りの黒枝豆を味わう
*10/12の「丹波篠山 味まつり」は、台風19号の影響により開催中止が決定しました。
走り、旬、名残り
「枝豆の旬は一瞬。最高の瞬間を逃さないで」というようなことを、日頃から申しております。
枝豆の味わいが、時期によって変わることを知ったのは、丹波篠山 小田垣商店さんのホームページでした。丹波の黒枝豆、特に小田垣さんの「丹波の黒さや」について記されています。
初期 10月10日頃 みずみずしい味わい、やわらかなやさしい甘み
中期 10月半ば さやに茶色い斑点が出て、味は濃くなる。見た目と旨みのバランスのとれた時期
後期 10月20日前後 さやが黄色く見栄えは悪いが、味は濃く深くなる。もっちりとした食感はまた格別
とのこと。
写真にすると、上が初期、真ん中が中期、下が後期といったところでしょうか。私は「走り」「旬」「名残り」と呼んでいます。
走りの黒枝豆(丹波の黒さや)
この前の販売解禁セレモニーの際に、Yちゃん達と訪れた小田垣商店で購入しました。
1kg 1,100円(税込)でした。
束ねてある長辺は50cm弱あるのですが、バラしてみると短くて3〜4莢だけのものも含まれていました。10/5の解禁日に合わせ、実入りの良いのから集めて収穫してくださったのだなと思いながら、枝から豆を切り取りました。
総重量1kgのうち、豆だけは660gでした。
私の好きな「サヤに茶色い斑点が出た黒枝豆」も、ちゃんと含まれているのを選んで買いました。生産者さん、ありがとうございます。
左から熟成が進んだ黒枝豆、中くらいの黒枝豆、若い黒枝豆
若い黒さやのフレッシュな味わい
いつもは、中〜後期の黒枝豆を入手することが多く、「走り」を味わう機会はマレでした。
丹波の黒枝豆を加熱すると、豆の中の色素が現れて少し黒っぽく見えます。
意識して味わってみると、走りの黒枝豆をカタメに加熱(蒸し茹で)して食べると、プリッとする感じが少し、だだちゃ豆に似ている気がしました。若いコーンの味にも似てるかも‥‥?
若いならではのスッキリとした味わいと、やさしい旨み。濃すぎず、フレッシュな青々しさを感じます。加熱直後の熱アツと常温に冷ましたものも食べ比べてみると‥‥ 温かいときの味わいのほうが、私好みでした。
えだまめ、面白いです。
丹波篠山や京丹波の黒枝豆は、これから旬を迎えます。
もうそろそろ、川北の黒枝豆も販売所に並ぶ頃ですね。どうぞ今週末の枝豆畑に、台風被害が出ませんように。
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