豆は「しあわせ」のタネである

[治五左衛門の枝豆]秘伝豆・平田だだちゃ豆

山形県鶴岡市より今シーズン5回目の枝豆

枝豆 > 茶豆 > だだちゃ豆

枝豆 > 白毛 > 秘伝豆

枝豆の中に「白毛」「茶豆」「黒大豆」があり、だだちゃ豆は「茶豆」の分類です。秘伝豆は「白毛」の枝豆に分類されます。

7月から味わわせていただいている鶴岡市寺田 治五左衛門さんの枝豆、今回は楽しみにしていた「秘伝豆」の枝豆と、だだちゃ豆の最終品種「平田」をお送りいただきました。

秘伝豆の枝豆と紅大豆の枝豆を、2016年8月に訪れた山形県川西町で初めて目にしました。その日から、「いつか味わってみたい」と念願しつづけて、4年越しでようやく手にすることができました。

治五左衛門 十五代目の石塚さん、ありがとうございます。

秘伝豆 410g入り

秘伝豆は「山形県の県民豆」とも言われる豆で、ふつうは枝豆で食べるより大豆にする豆だそうです。だだちゃ豆農家さんでは、だだちゃ豆が枝豆状態のときに収穫することに追われ、秘伝豆を枝豆状態で収穫するところまで手が回りにくいようです。

去年は断念した治五左衛門の秘伝豆を、今年は枝豆状態でお送りいただくことができました。ラッキー!

 

秘伝豆の枝豆を味わいました

水でゴシゴシ洗いすると、透明なうぶ毛がけっこう取れました。

いつものように、南部鉄のフライパンで蒸し茹でにして、パタパタとあおぎ、温かいうちと冷ましてからと味わってみました。

温かいうちは、スイートコーンに似た甘さを感じました。

冷たくすると、青々しい枝豆らしい美味しさが感じられました。枝豆らしい美味しさって、何やねん? と言われそうですが、だだちゃ豆と食べ比べると、その違いが歴然とわかります。白毛の枝豆の旨みは、青々しいThe エダマメ!な味なのです。

秘伝豆は、乾燥状態で粒が大きめの青大豆です。秘伝豆の枝豆は、美しい黄緑色の平べったい豆でした。

いえ、これは石塚さんが「枝豆の最もおいしい日」、ジャスト1日を選んで収穫してくださったから、この状態です。枝豆状態のピークまで生育すると、美味しさが落ちるから、ピークの少し手前で収穫するのだそうです。

念願の秘伝豆、しあわせな気持ちで味わいました。

 

平田だだちゃ豆を味わいました

だだちゃ豆の「平田」は昨年、鶴岡をお訪ねした際に、治五左衛門の石塚ファームで収穫されたその日に味わいました。Bedda Sicillia の古門さんが料理してくださって、いろいろな料理に大満足した、だだちゃ豆の中では最終品種です。

平田だだちゃ豆 415g入り

 

もう、加熱しているうちから、「だだちゃ豆だぞ〜」のいい香り。独特の旨味がクセになる美味しさで、ホント、いくらでも食べられます。

だだちゃ豆らしく2粒豆が多く、たまに3粒豆も混じります。秘伝豆の枝豆と比較するとずいぶん小ぶりなのがわかります。

左が平田だだちゃ豆、右が秘伝豆(だだちゃ豆の色が実物よりくすんでいるのは、1日早く蒸し茹でにして冷蔵庫保管したものを比較しているからです)。

だだちゃ豆は、常温でも冷蔵庫で冷ましても、その強い香りがただよいます。もしかすると、冷蔵庫に入れたほうが、香りが強くなるようにも思います。

同じように秘伝豆も冷蔵庫に保管して味わってみましたが、秘伝豆は常温に冷ました状態のほうが旨みを強く感じました。

だだちゃ豆は、この品種「平田」が食べ納めですね。今年はたくさんのだだちゃ豆を味わうことができました。

小真木だだちゃ豆、黒丸(舞台だだちゃ豆/黒鉄砲)、甘露だだちゃ豆、尾浦だだちゃ豆、白山系だだちゃ豆、平田だだちゃ豆の計6品種。どれも、それぞれの味わいがあってホントおいしかったです。

今年は、治五左衛門さんの「つるおかぼんちゃ豆」「秘伝豆」の枝豆も味わうことができました。私のベストは、‥‥ここには書かずにおきます。

石塚さん、石塚ファームの皆々様、おいしいだだちゃ豆をありがとうございました。ご馳走さまでした。

*そのほか枝豆について、豆なブログ「枝豆のこと」に書いています。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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