2020初春のみそ仕込会
今シーズン2回目のみそ仕込
1月らしからぬ温かいお昼間。今年初、今シーズン2回目のみそ仕込会を開催しました。本日の参加者は4名+私の5名でした。
「みそを仕込むのは初めて」の方も1名おられ、2回目の方、数回やってますという方もおられました。初めての方に照準を合わせ、2回目の方にはおさらいになるように、材料のこと、作り方手順や半年寝かせるときの注意など念入りに説明してスタートしました。
今日の「初めて」は、帽子とマスクを着用したこと。インフルエンザや新型コロナウイルスなど、昨今の世情をかんがみて衛生面に気を遣いました。
みそ仕込の注意事項
◎みそは、大豆と麹と塩を使って仕込みます。板こうじを使っていますので、ぱらぱらにほぐすとき、塩と混ぜ合わせる「塩切り」のとき、潰した大豆と合わせるとき、みそ玉をつくるとき、保存容器に入れるときなど素手を使います。手指、爪は清潔に保ちましょう。
●豆ラボではネイル禁止での参加をお願いしています。ネイルを落としたくない方は、麺棒を使って大豆をつぶす作業、素手で行う共用部分は見学のみ、みそ玉を自分の容器に仕込むところから参加していただきます。
厳しいけど、食べ物を仕込む作業ですから、ネイルのかけらが入ると異物混入になってしまいます。塩切りは特に、剥がれやすいのです。
◎生地のかたさは、かたすぎてもダメ。やわすぎてもダメ。ユルユルやわらかいと、カビが発生しやすくなりますし、かたすぎると発酵が進みにくくなります。手でみそ生地をつかんで、こぶしの間からウニュッと出てくるくらいがベストでしょう。
◎みそ玉を容器に入れるとき、容器の中に隙間ができないように埋めていきます。隙間があると、そこにみその溶液がたまってきます。隙間は空気ですから、抜き去っておきます。
ほかにもいろいろありましたが、やりながら説明するので宙にすらすら浮かんできません。
いつも思うこと。みそは、みんなで仕込むのが楽しい。「初めて、自分でみそを仕込みます」という、みそ仲間が増えることがうれしい。仕込みが終わって、記念撮影するのがうれしい。
半年たったとき、「あの時みんなで仕込んだみそ」と、あとでしみじみします。今日のトリプルMさんたちとSさん、ご一緒してくださって、ありがとうございます。
本日の「豆なごはん」
「みそ仕込みのあと、ごはんが出ると、よく頑張ったねとご褒美の気がするんです」と、Mちゃんが言ってくれました。そんなふうに思ってくれてたのですね。うれしい。
「こんな豆料理があるよ」と、皆さんにご紹介したいだけの自己満足な試みなのですが、光栄です。片付けも手伝ってくださって、ありがとうございました。
・紅大豆とじゃこの炊き込みご飯
・なめこ汁
・白菜と豚肉のミルフィーユ(レンズ豆と自家製みそ仕立て)
・堤食品のお揚げで「雪虎」
・寄せとうふ
・洋梨と黒豆マリネ
・黒豆といちごのシロップ浸け
・豆乳もち
・黒豆茶
*掲載の写真は集合写真以外、Mちゃん撮影の写真をいただきました。
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