豆は「しあわせ」のタネである

2024 豆コトはじめ

1月1日 元旦 帰省戻りの新幹線にて

新年おめでとうございます。と言っていいのか、否なのか、スマホでネットニュースを追いながら、16時台に発生した能登地震の状況を気にしながら、新幹線に乗っています。

またもや、途中で止まるかもしれません。新幹線よりも、能登や七尾に住む友人知人たちと、その周囲のことが気になります。どうぞ、事なきを得て、ご安全に居てください。

豆・豆料理探検家をしています。「探検」と称し動いていると、悪天候や自然災害による公共交通機関の異常事態に遭遇する機会があり、これまで様々なアクシデントに見舞われました。

だけど何があっても最後は帰り着く。ヘトヘト、ぼろぼろになって帰り着く。今回も、もしかすると・・・ と半分疑いながら乗っています。

 

博多雑煮+豆

年越し帰省に合わせて、博多雑煮を研究してきました。必須の「かつお菜」を入手し、新年雑煮会の試作に取り掛かろうと思っています。

三十日や元旦に、駅近で博多雑煮を食せる店を見つけきれず、知人のお世話で『せき亭』さんの博多雑煮を入手することが叶いました。

レンジで12分温めると食べられる博多雑煮。

ブリは炙りで入っていました。アゴ+昆布+鰹節の出汁は、ふわ〜んと鰹節のやさしい風味がただよってきました。かつお菜以外に、高野豆腐、薄焼き卵、千切りの牛蒡とニンジンがたっぷり。丸餅が2個入っていました。

1人分と思ったお雑煮は、たっぷり2人分ありました。

これ、純粋な博多雑煮に少々アレンジを加えたスタイルですね。この店のオリジナル? 試作時は参考にするところは参考にして、まずはトラディッショナルな博多雑煮を目指します。

何豆を合わせるか・・・ 実はもう、帰省前にイメージは浮かんでいます。

豆探検家の五木のどかがつくる「博多雑煮+豆」、2023年の探検と絡めてつくろうと思っています。ご期待ください。

 

初まかない ぜんざい

母には若いお友だちがたくさんいます。元旦は毎年、好青年な若者どもが実家にゾロゾロやって来ます。

昨年朝寝して失敗してしまったから、今年は前の晩から支度して、ぜんざいの振る舞いを行いました。

新年初豆は、あずき。27歳男子6名と母&私、8人でぜんざいを味わいました。意とした通りの小豆の塩梅で、自己評価は75点。みんな口々に、

「このお餅、おいしい😄」と、にこやかな表情。奮発して買った「杵つき餅」のおかげですね。ちゃんと焼き目もつけて、ぷわ〜んと膨らんですぐ椀に入れ・・・

来年も年越し帰省することになったら、次は「このぜんざい、おいしい」と言ってもらえるように、あんこ作りの時点から変更を加えようと思いました。

おそらく・・・ 福岡人の口には「てんさい糖」ではなく、「きび糖」のほうが合うように思います。

京都に住んで15年の私の口が、「きび糖」より「てんさい糖」を好むようになってしまってるから、大晦日に迷わず手にした砂糖選びが△だったように思います。

って、砂糖を変えてもヤツらは気づかんよね。来年は豆皿に、佃煮か柚大根を添えてあげよう。コーヒーが苦手な男子がいることも忘れないようにメモしておきます。

馳走とは、食べてくださる方の好みや状況を考えて、お相手のちょうどいい塩梅に加減することかな、と。

馳走になる側の人は願わくば、おなかを空かして、もてなされてくださいね。

 

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。   2024年元旦 岡山あたり

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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