豆は「しあわせ」のタネである

文化庁、来週 京都へ

2023.03.22

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書けない日々

体調を損ね、しばらく病院と整骨院通いが続いています。容態は徐々に回復に向かっています。

2023年、春。あちこちに、桜が咲き始めましたね。

 

それは、今から2年前のこと。

ここから徒歩5分ほどのところに1枚のタペストリーと看板が掲示され、私はひとつの野望を抱きました。

「2022年度 文化庁、京都へ」

2022年度ということは、2023年3月までに来るってこと?

だったら、それまでに私は「豆の文化を語れる場」をつくろう、と思いました。

京都から全国へ、豆文化を発信していきたい、と。

その頃のFacebookに「世界中の人と、豆のことで話ができるようになりたい。コロナ禍と文化庁のおかげで、前々から思っていたことを実現すべく、動き出したいと思います。5月31日。本日とりあえず、豆ツブほどの決意表明」と書いています。

「2022年度」のその日が刻々と近づいて、ついに来週月曜日に文化庁がやって来てしまう・・・ だけど、私は何も実現できていない。

という思いが自分を追い詰めて、極度の腰痛と重なって、締切のある仕事以外、よう書けなくなっていました。

 

それでもやっぱり、進むしかない

何にも実現できていません。

何かをしようと気負って自分を奮い立たせ、もの凄く準備して、本番でミスしてしまいます。

 

 

怠けていない。逃げない。気持ちはある。熱は冷めない。だけど、自分に合格点をあげきれません。

いつも130%くらい準備するのに、本番で75%くらいの実力しか出せない、ダメな私です。

自分に100点満点をあげられません。

何かをすると、反省点と改善点ばかりが見えてしまいます。

言わなければいいことを言ってしまったと暗くなり、自己嫌悪・・・

そして性懲りも無く、また何かをしようと試みるのです。

やったことがないことをしてみたいと思うのです。

豆に関わることをしたいと思うのです。その繰り返し。

ここいらで、そろそろバージョンアップしないと、時代遅れのパソコンみたいに「使えるけど遅い」「機能が少ない」「ほかの機材と時差があり過ぎて、互換性が取れない」ような状態です。

と、こんなことを熟熟書き連ねても事態は変わりません。

私は何をしたいのか? 私はどこに向かうのか?

 

これまでに意識した2016年6月5日、2018年8月8日、11月16日、2022年11月16日・・・ のように、2023年3月27日は、私がどんなにジタバタしようとも、やって来ます。

何事もなかったように、すーっとやって来ます。

きっとその日、ピッカピカと、お色直しを終えた文化庁の建物を遠くから見て、思うはずです。

「ようこそ、京都へ。私もがんばります」と。

何も結果が出せていないから、3月27日を前に悶々としているのです。

2年前、「文化庁が来るまでに、京都に豆の文化館をつくりたい」と思い描きました。

いまのところ、手も足も出せていません。あぁ・・・

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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