文化庁、来週 京都へ
書けない日々
体調を損ね、しばらく病院と整骨院通いが続いています。容態は徐々に回復に向かっています。
2023年、春。あちこちに、桜が咲き始めましたね。
それは、今から2年前のこと。
ここから徒歩5分ほどのところに1枚のタペストリーと看板が掲示され、私はひとつの野望を抱きました。
「2022年度 文化庁、京都へ」
2022年度ということは、2023年3月までに来るってこと?
だったら、それまでに私は「豆の文化を語れる場」をつくろう、と思いました。
京都から全国へ、豆文化を発信していきたい、と。
その頃のFacebookに「世界中の人と、豆のことで話ができるようになりたい。コロナ禍と文化庁のおかげで、前々から思っていたことを実現すべく、動き出したいと思います。5月31日。本日とりあえず、豆ツブほどの決意表明」と書いています。
「2022年度」のその日が刻々と近づいて、ついに来週月曜日に文化庁がやって来てしまう・・・ だけど、私は何も実現できていない。
という思いが自分を追い詰めて、極度の腰痛と重なって、締切のある仕事以外、よう書けなくなっていました。
それでもやっぱり、進むしかない
何にも実現できていません。
何かをしようと気負って自分を奮い立たせ、もの凄く準備して、本番でミスしてしまいます。
怠けていない。逃げない。気持ちはある。熱は冷めない。だけど、自分に合格点をあげきれません。
いつも130%くらい準備するのに、本番で75%くらいの実力しか出せない、ダメな私です。
自分に100点満点をあげられません。
何かをすると、反省点と改善点ばかりが見えてしまいます。
言わなければいいことを言ってしまったと暗くなり、自己嫌悪・・・
そして性懲りも無く、また何かをしようと試みるのです。
やったことがないことをしてみたいと思うのです。
豆に関わることをしたいと思うのです。その繰り返し。
ここいらで、そろそろバージョンアップしないと、時代遅れのパソコンみたいに「使えるけど遅い」「機能が少ない」「ほかの機材と時差があり過ぎて、互換性が取れない」ような状態です。
と、こんなことを熟熟書き連ねても事態は変わりません。
私は何をしたいのか? 私はどこに向かうのか?
これまでに意識した2016年6月5日、2018年8月8日、11月16日、2022年11月16日・・・ のように、2023年3月27日は、私がどんなにジタバタしようとも、やって来ます。
何事もなかったように、すーっとやって来ます。
きっとその日、ピッカピカと、お色直しを終えた文化庁の建物を遠くから見て、思うはずです。
「ようこそ、京都へ。私もがんばります」と。
何も結果が出せていないから、3月27日を前に悶々としているのです。
2年前、「文化庁が来るまでに、京都に豆の文化館をつくりたい」と思い描きました。
いまのところ、手も足も出せていません。あぁ・・・