豆は「しあわせ」のタネである

あずきミュージアムを再訪

1月のやり残しをクリアすべく

姫路にある「豆好きの聖地・あずきミュージアム」に行きました。この度発行された豆類時報vol.90にも書いている「工場見学」と「あずき御膳」の心のこりをクリアしたかったから。加えて、豆類時報の取材や4月の【あずきフェスタ】からみでお世話になっているガイドスタッフさんに、御礼を伝えたかったから。

今回は三つともクリアできました。(^^)

Sさま、いつもありがとうございます。

 

工場見学は午前中に2回

前回、前々回は昼過ぎに着いたため、御座候さん製餡工場の見学は叶いませんでした。ゆえに今回は朝から向かいました。

見学は10:30からと11:00からで、所要時間は約30分です。見学ルートに続く階段から、もう、あずきを煮るいいにおいが鼻に届きます。

30人くらいはおられたでしょうか、でき立てホカホカ、大量のあんこが運ばれている様子に、皆さんの歓声が上がります。

子どもさん連れや、カップル、女性3人組‥‥、みんなきっと、あんこ好きなんですよね(^^)

御座候の赤あんと白あんは、およそ7︰3の割合で作られているそうです。赤あんのあずきはエリモショウズ、白あんの手ぼう豆は絹てぼう。お店で見かける大きなあんこ容器には、23kgのあんこが入っているそうです。

この本社工場でつくられたあんこが、全国の御座候さん店舗に運ばれると聞きました。札幌にも!

翌日配送されたあんこは、私たちがお店で買う御座候の中に入ってるんだなと思いながら見学しました。

 

あずき御膳

ふっくらと蒸したお赤飯、南瓜とあずきのいとこ煮、あずき入りのかき揚げ、あずき入りのごまとうふ、お漬けもの、うどんのお膳。ほうじ茶が付きます。

デザートに、好物のあずきソフトとあずき茶もいただきました。このセットは1,500円でした。

窓からの明るい景観も、レストランの味わいに高揚感を添えてくれます。

 

10倍あずき模型と、あずきの一生

今回は、あずきの一生が展示されたコーナーを念入りに見学しました。

あずきの黄色い花の中には、めしべが1本、その周りにおしべが10本あるんですって。めしべ、モテモテです! 花は早朝に開いて、1日で閉じるあずきの黄色い花、800倍速の定点観測映像を繰り返し見させていただきました。

10倍サイズの巨大あずきの模型には、落ちた葉っぱも展示されています。自然の営みを忠実に再現された展示に、感じ入ります。

あぁ、ホント、ここは豆好きにとっての聖地です。子どもたちが楽しめる展示も、いろいろありますよ。

あずきミュージアムへ、多くの方に足を運んでいただきたいなと思います。

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コメント

    • 林 真悠
    • 2018年 3月 21日

    のどかさんのブログを見て、ますますあずきミュージアムに行きたくなりました!!
    工場見学楽しそう!あずき御膳も美味しそうですね!

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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