豆は「しあわせ」のタネである

だだちゃ豆×まめまめびーるの会

だだちゃ豆品種は移りゆく

毎年、7月半ば頃から9月の下旬まで、鶴岡から何度か だだちゃ豆を取り寄せして食べています。

「だだちゃ豆」に種類があることを知ったのは、2018年だったか2019年だったか‥‥ 知らない方も、きっと多いですよね。

例年、「8月8日 だだちゃ豆の日」に合わせて枝豆イベントを開催していたから、おおかた同じ品種ばかりを紹介していました。8月初旬の品種は『甘露』、その前後にも品種の異なるだだちゃ豆が存在します。

時期をずらしたおかげで、生産者さんのご協力もいただき、8月下旬〜9月初旬のだだちゃ豆2品種を紹介することができました。

▼ 晩白山だだちゃ豆

▼ 尾浦だだちゃ豆

 

『晩白山だだちゃ豆』と『尾浦だだちゃ豆』

参加者7名さま。

まずは、まめまめびーるのセレクトから。お好みで1本ずつ選んでいただき、2人ずつのペアでシェアして飲み比べ。合わせるのは、だだちゃ豆。

『晩白山』の鍋茹でと南部鉄蒸し茹でを食べ比べていただきました。

見た目の色が鮮やかなのは、鍋茹で。

豆の旨みと甘みが引き出されているのが、南部鉄蒸し茹で。

実感していただけたみたいです。

次に『尾浦』の蒸し茹でとの食べ比べ。

そして、ひと息ついていただいたところで、おいしい調理法を伝授させていただきました。

レッスンは主に

① 買ってきたら、冷蔵庫に入れる前に即洗う

② 枝豆の洗い方

③ 前塩

④ 鍋茹でと、南部鉄蒸し茹で

⑤ 冷まし方、扇ぎ方、冷水&保冷剤

といった内容をお伝えしました。

 

だだちゃ豆を使った料理いろいろ試食

作ることと盛り付け、提供、お給仕に熱中し過ぎて、写真を撮っていなかったという顛末‥‥

◎だだちゃ豆とプチトマトのサラダ

◎だだちゃ豆のゆしどうふ和え

◎だだちゃ豆の味噌汁

◎だだちゃ豆の糠漬け

◎だだちゃ豆ロースト 酒粕塩、クミン塩比較

◎ おまけの おからブラウニー

皆さんが楽しそうに、おいしそうに食べてくださったことが嬉しくて‥‥

ありがとうございました。

次回は、弘前の『毛豆』を食べていただく機会を作りたいです、とお伝えして終了しました。

だだちゃ豆品種

この夏食べた だだちゃ豆は、5品種。

◎甘露 すっきりとした甘みと旨みが特徴的。立ち上がりの頃のだだちゃ豆

◎白山 親指サムみたいな形がユニーク。甘みがのってスイートコーンのようなおいしさ。調理中の香りも強く感じます。

◎平田 枝豆らしい形のだだちゃ豆。豆の味わいとしては、だだちゃ豆と白毛の枝豆をミックスしたようなおいしさ。

◎晩白山 だだちゃ豆特有の甘みが、さらに強く感じられました。

◎尾浦 平田と似た形状で、枝豆寄りなおいしさが感じられるだだちゃ豆。

それぞれが、それぞれに個性ある味わいで、時期をずらして食べているから、どれを食べても「おいしい」と思い、「だだちゃ豆らしい味わい」と思ってしまいます。差異を書き分けきれない‥‥

何年食べても、まだまだですね〜

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コメント

    • ara
    • 2023年 9月 06日

    晩白山、おいしかったです。
    また来年も食べたいです。

    まめまめビールはさまざまな風味でしたね。
    飲み比べ、楽しかったです。
    ビンのイラストもかわいく、よりおいしく感じました。

      • Nodoka
      • 2023年 9月 07日

      ara さま 皆さんと一緒に堪能できて、私も楽しかったです。

      十五代 治五左衛門さんの だだちゃ豆、好きな枝豆です。また食べましょう。

    • ara
    • 2023年 9月 06日

    だだちゃ豆そのものがまずおいしかったですが、
    アレンジしたもので特に印象に残ったのは
    ぬか漬けとゆしどうふ。
    最高に美味しかったです!

      • Nodoka
      • 2023年 9月 07日

      ara さま ご丁寧に、ありがとうございます。

      手軽においしく、好きなものと好きなものの掛け算がうまくいくとうれしくなって、皆様にご紹介したくなります。

    • 髙橋美恵子
    • 2023年 9月 07日

    だだちゃ豆×まめまめビールの会楽しそう
    皆さんお元気で何より、のどかさんもね。

      • Nodoka
      • 2023年 9月 11日

      いつも、ありがとうございます。
      髙橋さんにも、またお目にかかりたいです。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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