豆は「しあわせ」のタネである

青森産の枝豆

毛豆以外初めて? の青森産枝豆

大丸京都店で見つけました。「あ、青森!」

袋には小枝付きの枝豆が入っています。どこそこのJAさんとか、出荷組合とか、そういうお名前はありません。「品種の問合せ先がわからない‥‥」と思ったけど、買ってしまいました。

青森県産の枝豆は、弘前市の毛豆を何度も味わっています。が、「この枝豆は毛豆ではない。もちろん、まだこの時期の枝豆は八木橋さんが作る『やぎはし豆』のはずもない。では、何?」と思いながら‥‥

青森産えだまめ 250g入り 税込 298円

 

小枝付きの青森産えだまめ

青森産えだまめは、静岡の「駒豆」を始め、これまでに何度か経験した「小枝」付きえだまめでした。小枝付きを最初は、カサ増しかと思ったけど、これは鮮度保持のために敢えて面倒な手間をかけて小枝付きにしておられるのだということを、どこかのサイトで学びました。

青森産えだまめは、黄緑色がとっても黄色寄りです。実が丸まるしてて、デカイです。

こんなにデッカイ枝を少し残して切るのは、力がいるだろうなと思いました。時間がかかりそうです。

断面の茶色くなり具合からみると、収穫して何日かたっているのかもしれないと思いつつ‥‥ 蒸し茹でにしました。

えだまめ、本当にキレイな黄緑色です。ブチもなければ、虫食い一つもありません。

味わってみると‥‥ 熟成が進んでて、デンプン質が多い感じ。ぷりっとしたタンパク質系の若い豆に心おどる昨今で、この状態はちょっと熟れ過ぎな感じがしました。

何も知らないとき、大粒の枝豆がおいしいように思っていました。最近は、同じ器に盛った中でも小ぶりでサヤが薄いのを、無意識に欲しています。

好みって、変わるものですね。

青森産えだまめ、大豆の甘さを感じるえだまめでした。常温はおいしくて、冷蔵庫に入れるとカタサが進んで、ちょっとしんどかったです。若いのは、冷ましてもプリッとしたままなのです‥‥

えだまめの収穫、生産者さん任せではありますが、最近は若穫りえだまめが好みです。

あぁ、弘前の八木橋さんのえだまめ、毛豆とやぎはし豆が揃う9月末〜10月初め頃が待ち遠しい。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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