豆は「しあわせ」のタネである

京都府産の枝付枝豆

枝つきの枝豆と、莢の枝豆、その違いは?

今年のお初、枝付きの枝豆を買いました。出先で見つけて「まだ小さいかな?」と迷ったけど、初枝付きのお試しということで‥‥

枝付きの枝豆は収穫して葉っぱを落とし、束ねて出荷されます。

莢(さや)の枝豆ですと、①枝付きの葉っぱを落とす ②枝から莢を取る ③大きさを選別する などの手間が増えますから、出荷されるまでに約1日くらい多くの時間がかかります。

これは、一カ所に集めて脱莢(だっきょう)する集荷場でお聞きした話です。個人の農家さんで、すべてを手作業でされるされるところは、もっと時間がかかるのかもしれません。

だから、お店に枝付き枝豆と、莢の袋入り枝豆が売られていたら、枝付きのほうが収穫されてから短い時間で並んでいると思って良いと思います。

 

京都府産 枝付きえだまめ

今回のえだまめは「京都府産」と貼られたオモテ側に、小ぶりで黄色い(熟成が進んでいる)枝豆がいくつか見えました。裏返してみると、オモテ側よりやや大きなみどり色の莢が見えました。「ま、いいか」と試し買いすることに。

えだまめ束 626円(税込)

持ち帰って広げてみると、6枝ありました。

すべての莢を切り取って計ってみると、253gでした。おおよそ2粒、3粒豆で、1粒豆も1割くらいある感じでした。4粒豆も2つ、3つありました。莢自体が丸々というより、まだ実が薄い感じでした。

いつものように、蒸し茹でに。

枝豆は思ったとおり、まだ味が薄い印象です。枝豆の味がしておいしいのだけど、もっとおいしい枝豆を知っているから、なんとなく記憶の中のおいしい枝豆と比べてしまいます。味が薄いのは雨の影響もあるかもしれません。

おいしい枝豆まで、あと半月くらいかかるのでしょうか。

枝豆の立ち上がりの季節、これから少しずつ食べ比べてみます。この夏〜秋も、おいしい枝豆がたくさん食べられますように(^^)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

豆行事や催しなど

2024年 4月
« 3月   5月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      

Plofile

豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
Instagram

バックナンバー