枝豆レッスン
2年目の枝豆プロジェクト
◎お客さまに国産のおいしい枝豆を食べていただきたい
◎旬まっただ中の枝豆を「日本枝豆紀行」として、いろんな地域の枝豆を味わってほしい
◎枝豆ファンを増やしたい
と、そんな思いで昨年から奈良の飲食店・風神グループの皆さまと枝豆の勉強会をしています。今年も始まりました。枝豆プロジェクト(^^)
今回の会場は、近鉄新大宮駅から徒歩1分の FUJIN食堂さん。店長、料理長、総料理長、スタッフ総勢6名が参加してくださいました。
4つの枝豆 食べ比べ
八尾えだまめ
大阪の八尾堆肥研究会さんの枝豆です。
初めて知ったのですが、なんと日本特産農産物協会が認定した「枝豆マイスター」との記載あり。枝豆はもちろんのこと、「枝豆マイスター」に興味津々です。
ちなみに、枝付きと枝から切り離したときの重さ比較をしてみました。
枝付きは476g、枝を落としたら388gでした。枝付きは廃棄するところが多くなると思い込んでいましたら、重さ的には意外と少なかったです。スペースは枝付きのほうが、だんぜん場所をとります。しかし、枝付きには「鮮度と味を落とさないように枝付出荷をしています」とのことです。(1袋 537円)
酒井さんの新潟茶豆
新潟県五泉市の茶豆です。袋の裏に「良質で豊富な水資源に育まれた、肥沃な大地の五泉市。甘みがぎゅっと濃縮され、美味しい枝豆に育ちました」の記載がありました。
オモテにはメガネをかけた酒井さんのお顔と「一莢一莢丁寧に選別された、選りすぐりをお届けします」の文字。だから、キレイな枝豆ばかりが入っていたのですね。(1袋 429円)
天狗印の味緑 みりょく枝豆
群馬県北毛地域の池田修一さんが栽培された枝豆。
肌色大豆「青豆」の旨味と品質に、茶豆の香りと甘みを合わせ持つ、交雑育種法で誕生させた「新世紀の枝豆」とのこと。産地特有の昼夜の寒暖差が甘みをUPさせているそうです。
今回の食べ比べでは、最も高価な枝豆でした。(1袋 580円)
もう一つは、店で仕入れてくださっていた八百西「恩知のえだまめ」です。写真は現地でうっかり撮り損ねました‥‥
「どれが一番」は、ありません。本当にどれも、それぞれ美味しいのです。あとは個々人の好みと調理法で‥‥ 茶豆が人気のようでもありました。
下処理と枝豆の調理法を伝える
「おいしい」のために一所懸命、「まじめに」取り組む風神の皆さん。レッスンを行う私も、しっかり準備して真剣に臨んでいます。
初参加の方にも理解していただけるように、昨年参加して今回2回目参加の方には新しい情報も追加してお話できるように‥‥
・両端チョンチョン、塩3回
・鉄のフライパンで蒸し焼きに
・鍋に蓋をして、ひたひたに湯を入れ、蒸し茹でに
・蒸し茹で後に調理する「枝豆イタリアン」と「マメロンチーノ」の食べ比べ
・朝茹で冷蔵と、茹でたて枝豆の旨味や甘さ、味わいの違い比較
・冷凍輸入枝豆と国産自家茹で枝豆の見た目と味の比較
・枝豆と大豆の関係、枝豆の栄養、枝豆とビールが相性ヨシの理由、海外でも人気のEDAMAME などの講義
と、そんなことを行いながら、アッと言う間の90分でした。熱が入るとつい、福岡弁でしゃべってしまう‥‥ 地域色いっぱいの枝豆レッスン、ご参加くださった皆さまにしっかり伝わって、お店のお客さまに喜んでいただけることを願います。
8月いっぱいは「餃子プロジェクト」開催中の風神グループで、いつの日か「日本枝豆紀行」も実現しますように‥‥
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