豆は「しあわせ」のタネである

永平寺参拝と福井駅の豆っぽいの

いつかは永平寺へ

永平寺は曹洞宗の二大本山のひとつで、道元禅師が開かれたお寺です。福井県にあります。

曹洞宗 近畿管区教化センターで発行する小冊子「凛」の編集を8年、9年お手伝いしているため、「いつかは永平寺に行きたい」と思い続けてきました。そして今回、若いお坊さまと共に永平寺を訪ねることが叶いました。

永平寺へは京都駅から特急サンダーバードで福井駅まで1時間半、そこから直行バスで30分で永平寺。バスを降りて10分も歩くと、永平寺の門に到着です。

遥か彼方に感じていた永平寺は、うまく乗り継ぎができたら3時間かからずに永平寺に行けることが、行ってみてわかりました。自分で行っても良かったのだろうけど、偉大すぎて「簡単に足を向けられない、遠いところ」と思い込んでいました。

 

永平寺町のお昼ごはん

若いお坊さまに導かれ伺ったお店で、蕎麦三昧の定食をいただきました。そこに付いてきたのが、ごまとうふの「禅みそ」。

けっこう甘めの味噌でした。永平寺で修業したお坊さまいわく「自分がいるときは、永平寺でごまとうふを食べたのは数えるほどです」と。お坊さまにとって「ごまとうふ」は特別なごちそうなのですね。

壁に貼られた「冷しぜんざい(ごまとうふソフト入り)」が気になって頼んでみると、季節柄これは無くて、代わりに勧められた「ごまとうふ入り温かいぜんざい」をお願いしました。

ぜんざいは、そこそこ塩強めでした。ごまとうふが一切れ浮いていました。合うのでしょうか? 私にはビミョウな感じでした。特産のごまとうふを甘味と合わせる発想はアリだと思いますが、ぜんざいはぜんざいだけで温めて、あと乗せでごまとうふをのせるほうが、ごまとうふの味がするのかも‥‥? その食べ方を試してみたい気がしました。

 

福井駅でお買い物

帰りの福井駅での待ち時間に、駅のスーパーをのぞきました。福井と言えば、厚みあるお揚げ。600円+税のBIGなお揚げを見かけました。

福井の豆として把握している「打豆」も見かけました。「越前打豆」の隣の「越前おちらし」も気になりました。はったい粉のことでした。

福井の食文化コーナーで「田楽みそ」と「永平寺禅彩」を見つけました。「禅彩」、もしかすると永平寺町のお店で食べたアレかもしれない。冷たいのも試したい、と思って購入決定。

福井駅のスーパーでは、北海道と九州の食べ物が同じ棚に並んでいました。自分でも千歳空港で買ったことがある「あんジャム」を福井駅で見かけるとは‥‥笑

店内を一巡し、豆っぽい気になる3品を購入。福井の味を試してみます。

 

永平寺ショット

荘厳な気配がただよう永平寺。仏さまが上空におられるような気がしました。

吉祥山 永平寺、見学コースを周り、お参りのあとに御朱印をいただきました。

違う季節の永平寺にも、身をおいてみたいと思いました。また、訪れたいです。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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