2日熟成の豆カンパーニュ
パン教室で教わるカンパーニュの3回目
京都市の「パンの耳 パン教室」に通っています。月に2回ほど、スケジュールの合うときにマンツーウーマンで教わっています。
世の中に売られている豆のパンは、あんパン、あん食パン、黒豆パン、かのこパン、うぐいすあんパンなど、その大半が甘いパンです。たまに見かける「枝豆チーズパン」が、私の近くで手に入る「甘くない豆のパン」です。
「甘くない豆のパン」を探しても売ってないから、自分で作れるようになろうと思って、昨年師走からパン教室に通うことにしました。自力では、どう頑張ってもパンが膨らまなかったのです。
初めてカンパーニュを教わったのは、今年の5月2日。ワクワクしました。
2回目は生地に煮詰めた赤ワインを混ぜて焼く「ワインハードパン」スタイルのカンパーニュでした。
そして、3回目の今回は、発酵臭が残る「2日熟成のカンパーニュ」を習いました。
カンパーニュの食べ比べ
私の好きなカンパーニュは、PAULの「アンシェン・ポール」2日目の味です。焼いた当日のオリーブが入るカンパーニュも好きです。もう1種類、確か「雫(しずく)」だったかと思います。
その3種類をパン教室に持参し、たまたま先生が別の生徒さんと作られたカンパーニュも一緒に4種類を食べ比べました。
左上から時計回りに、アンシェン・ポール、先生のカンパーニュ、オリーブ入り、しずく。
こうして一度に食べ比べすると、いつもどれを食べても「好き」と思うカンパーニュが、それぞれ違う味なのを実感しました。この微妙な違い・・・♡ 結果、先生レシピのパンが最も私の好みでした。「発酵臭」に奥行きが感じられ、「赤ワインと一緒に食べたい!」と思いました。
2日熟成のパン・ド・カンパーニュ「豆入り」を教わりました
作ったのは「青えんどうの塩茹でパン」と「甘い黒豆入りのパン」の2種類。甘くないのと甘いのと両方を作り、比べてみようと思いました。
青えんどうは水分を抑えるために粉チーズをまぶし、カマンベール入りチーズはたっぷりと1箱(QBBの6個入)を使いました。
黒豆は水分の抑えにすりごまをまぶしました。
パン生地を成形したあとに、生地表面に炒りごまをまぶしました。
これまでの経験で、水分が入り過ぎるとあまり膨らまなくなったり、空洞ができたりするのです。
先生と作るとスムーズです。その後に自分で作ると・・・わかっていないところが分かります。
出来上がりはこちら。
左/青えんどうとチーズのカンパーニュ
右/ごま黒カンパーニュ
食べた感想
●青えんどうとチーズのカンパーニュ
青大豆とチーズは、断面に空洞がいっぱいできました💦 味は好いのですがねぇ・・・ 青えんどうの食感がイマイチです。パン生地に豆の水分を持っていかれているような・・・ 焼いた日、翌日、翌々日と時間の経過と共に、豆が硬くなっていきます。
甘くない豆のパンを成功させるには、豆のおいしい食感を維持できないとダメ。どうしたら良いのか、どの豆だったら目的に叶うのか、別の豆も使ってみようと思います。
●ごま黒カンパーニュ
やっぱり、甘い豆はなめらかな食感でおいしい。たっぷりまぶしたゴマも良い仕事してます。
知人にも味わってもらい、ギフトとしても贈って味わっていただきました。安心の味わい。
甘くない豆のパン、どうしたらうまくいくのか・・・ 思い当たる方法をいくつか試してみようと思います。おいしい豆パンができますように!
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