豆は「しあわせ」のタネである

自家栽培の落花生収穫

収穫タイミングがわからない

5月に植えた落花生が緑色のまんま這い続けて、プランター3鉢に広がっておりました。大豆や小豆だったら、豆が完熟する頃に枝も葉っぱも茶色くカラカラに乾くのですが、落花生はそのような気配なし。

左:6月中旬、右:7月中旬

たまたま残っていた9月下旬の落花生の鉢(茶色は無関係なふうせんかずらのタネ)

 

11月11日が「ピーナッツの日」であることから考えても、本当だったら10月末とか、11月10日前後あたりがピーナッツ(落花生)収穫シーズンであるはずなのです。しかし、ウチの落花生は緑色。

引き抜けば地中に殻つきの落花生が居るんだろうか? 居るんだろうか? 居て欲しい・・・ と思いながら、何日も収穫できずにおりました。

いつ、どんな状態になったら収穫して良いのか、わからないまま・・・

 

ベランダ栽培でも実が着いた!

11月後半のある午前中、「もう、今日こそは穫ろう」と思い立ってベランダへ。

伸びた蔓のほうの鉢から抜いてみました。

でも、ダメ。土にもぐった子房柄はスルリと抜けて、その先には何も着いておらず・・・ 「やっぱりベランダでは無理なんだ」と思いながら、両端を抜いて・・・ いざ、本丸へ。

最初に植えた鉢の茎を握って引っ張ると、引っ張ると、以外と簡単に抜けました。抜けた先には、おぉ〜! 落花生が、着いてるやん!

根っこの先に、泥まみれの落花生が4匹、5匹、いるじゃぁありませんか!

やったぁ!

ふふふ。泥まみれの泥を落としてあげなくては。と、ウキウキしながらベランダを去る前に、掘ったあとの土を耕していると、おぉぉ、まだ、居るやん!

土の中に3サヤ、4サヤ、埋もれていました。根っこの先に着いたまま、切れて残ってたのですね。

良かった、掘ってみて。

この確率からすると、もしかして落花生農家さんは、たいそうな数を土の養分に提供しておられるのでは?

落花生の立場から考えたら、こうやって土に居残って、来春に芽を出そうと目論んでいるのかも?

 

この子たち、どうしよ?

土まみれを水洗いしたら、落花生の模様が浮き出してきました。

落花生は模様が刻まれていると完熟で、模様が浅いと未熟果なのだとか。う〜、模様が浅いのが3つ、4つあります。

とりあえず、乾煎りにする? 茹でる?

そう、前に作ったことがあるピーナッツお赤飯にしてみよう。と思い至りました。

美味しくできますように。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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