豆は「しあわせ」のタネである

えんどう豆80gで作りました

黄えんどう豆と白えんどう豆

前に「黄えんどう豆」と「白えんどう豆」を調べたことがあります。たまたま手に入ったものがそうであったのかもしれませんが、黄えんどう豆と白えんどう豆は大きさが若干ちがうだけで、見た目も味も皮を剥いた状態も同じものに見えました。

この写真の下段 左が黄えんどう豆、右が白えんどう(トラッパー)です。皮を剥くと、どちらも黄色い色の豆粒が出てきます。

同じ量80gを水浸けしてみました。

▲ これは1晩水浸けした黄えんどう豆。

 

同じに見えるけど、左が黄えんどう豆、右が白えんどう(トラッパー)です。

80gを1晩水に浸すと、なんと、はかりは全く同じ152gを示しました! 粒の大きさの違い、分かりますか?

「もう、これ、同じ豆よね」と、ひとり納得しています。

 

白えんどう豆の煮込みハンバーグ

使う豆は、白えんどう以外でもOK。ひよこ豆や大豆など、身近に手に入る豆で代用できます。

[材料]

豆の水煮 乾燥80g → 黄えんどう豆の場合、水煮にすると190gになりました。

豆の煮汁 1/2カップ

玉ネギ みじん切り 1/2個分

なす 1本

甘長唐辛子 2本(ピーマンで代用可)

トマト水煮 200g

ニンニクみじん切り 1カケ

オリーブオイル 大さじ1

ローリエ 1枚

塩、コショウ  適量

ミニハンバーグ 6〜8個

 玉ネギ みじん切り 1/4個分

 ひき肉 200g

 塩、コショウ 適量

 ナツメグやタイム、セージなど香辛料 適量

[作り方]

① 玉ネギとニンニクはみじん切り、ナスと甘長唐辛子は食べやすい大きさに切る。

② ひき肉と材料を混ぜてこね、ミニハンバーグを作る。

③ フライパンに油をひき、ハンバーグを両面焼く。その油を別鍋に移す。

④ ③の鍋にニンニクを加えて炒め、香りを出す。玉ネギとナスを加え、炒める。

⑤ ③のハンバーグとトマト水煮、豆水煮、煮汁を加え、ローリエを置いて蓋をする。中火で10〜15分ほど煮込む。

⑥ 塩コショウで味を整え、最後に甘長唐辛子を加え、蓋をして蒸らす。

 

豆80gを使って作った料理の重さを計ってみました(秤が1Kgで振り切るため、分けて計りました)。

661.5g+211.5g

豆80gで、家族4人分の晩ごはんのおかずができました。1人分に豆水煮50g弱、豆マメしくたいそうな量です。

例えばこれが、シチューやカレー、グラタンなど、ほかの料理に変わったとしても、豆の量感としておおかた似たような印象になるでしょう。

豆80gを食べるって、けっこう気力がいります。力技ですね〜。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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