【長野県飯田市】「もっちまる」と「赤飯万十」
長野県の豆しらべ
仕事で長野県に行くことになり、せっかくだからと長野県の豆について下調べ。ヒットしたのは、
●のたもち 諏訪地域、上伊那地域 枝豆を茹でてすり潰し、砂糖と塩を入れた「のた」を半殺しにしたご飯の上にかけたもの。上伊那地域では「じんだ餅」とも呼ぶ。
枝豆を諏訪地方では「盆豆」とも言い、おはぎを作って仏前のお供えにする。
●ひたし豆 北信地域、東信地域 青大豆を茹で、薄味の出汁に浸したもの。長野県では鞍掛豆(海苔豆)を使うところもある。
というような情報でした。う〜ん、時期的に、エリア的に食べられる店はあるの? と思い、現地在住の豆ツウの方にもお訊ねを入れました。
◎高原豆
◎甘納豆・・・飯田市では「春月」さんが人気
◎お多福豆
◎飯田市唯一の豆屋「お豆や まきの」さん
お豆や まきの「もっちまる」を初購入
現地の方にご紹介いただいた中の1軒、「お豆や まきの」さんへ宿泊先から歩いて行きました。飯田駅近くの商店街にあるお店です。
ひよこ豆・紫花豆・とら豆・うずら豆・金時豆・小豆・黒豆・大豆‥‥ お豆やさんらしく豆の名前が並んでいます。立看板にも「もっちまる」のことが出ていました。
お店の中にはたくさんの豆の袋が並び、金時豆の甘煮なども売られていました。「お豆を使った簡単レシピ」が数種類、豆好きな人たちがこれを持ち帰って、自分で調理しておられるのでしょうね。
地域に根付く専門店。お菓子好きな城主がおられた城下町につき、市内には半生菓子のお菓子屋さんがたくさんあると聞きました。
「もっちまる」は、まきのさんで製造販売されています。一つ150円。私が見たときは6種類ありました。日持ちは購入日の3日後までの表示がされていました。
チョイスしたのは、この4種類。
期間限定 さくら・紅茶クリームチーズ・野菜ごろっとピリ辛カレー・黒みつきなこ の4味。おいしかったです。一つ一つが、ちゃんと考えて作られていて、それぞれに個性が光っています。
この中で私の一番は、黒みつきなこでしょうか。移動中に食べたから写真は残っていませんが、もちもちした生地の中に、きなこクリームがいい塩梅に包まれていました。黒糖っぽい甘さが加わり、おいしかったです。
ほかの3種類は、京都に持ち帰って食べました。
桜の花トッピング、中には粒あんが入っています。
具だくさんのカレーが中に入り、生地にもターメリックが入り、ほんのり黄色。ほかの「もっちまる」より、生地は柔らかめに感じました。
紅茶風味の生地にサブレがのっています。中のチーズクリームがとろんとしていい感じです。最後に食べたけど、もっと早くに食べていたら、サブレの湿りはカラッとしてたかも?
もしもまた、飯田市に行くことがあれば、次は「もっちまる」全種類を買いたいです。
飯田名物 一不二「赤飯万十」
飯田市内を歩き回り、目に入ってきたのがこの赤い看板。「赤飯万十」の看板です。
歴史あるお店の風情。中に入っていろいろ見させていただき、単品買いでチョイスしました。1個ずつでも買えるの、助かります。選んだのはこちら。
左上から「ぽお」という商品名のリンゴ入りの和菓子、和生菓子の「あんころ柿」、そして下の2つが「赤飯万十」です。
おまんじゅう生地の中に、お赤飯をきつめにかため、金時豆甘煮が入っていました。生地からいい塩梅の塩味がして、金時豆の甘さと引き立てあっているなと思いました。
「内祝のおくばりに」使われるそうで、お箱入りが何種類か並んでいました。老舗ならではの味加減が勉強になりました。ごちそうさまでした。
今回は長野県ですか。
のどかさんの活躍に嬉しい限りです。乾杯。
もっちまる、赤飯饅頭どれも美味しそう。
身体に気を付けておき張りください。
髙橋さん、ありがとうございます。
もっちまる、感動でした。1日に1000個つくるなら、1個150円で出せるかもしれないけれど、おおよそ自家製の丁寧に1個ずつ手づくり品で150円。
それぞれに個性が強調されて、カレー味とかホント手間かかってるなぁ〜と思いました。