豆は「しあわせ」のタネである

キッズキッチン・インストラクター養成講座【応用編】

子どもたちに料理の説明をするデモンストレーション

先日、神戸の中央市場前駅から直ぐの会場で、キッズキッチン・インストラクター養成講座の【応用編】を受講して来ました。

9月1日と2日の2日間に分けて、インストラクターを目指す人たちが、先生と受講仲間を前にデモンストレーションを行いました。私は8人中の2番目、とても緊張しながらスタート。

さすが、魚市場併設のキッチンです。これまで扱ったどのアジより大きく立派なアジが用意されていました。結果は‥‥ 15分でアジをさばいて調理し、盛付けまでを手順を説明しながら行うのですが‥‥ 25分かかってしまいました。

反省点は、

・アジをさばくときの向きが逆(さばく時も、左頭でさばく)

・はぎ包丁の使い方がデタラメ

・アジが肉厚で、予想以上に焼き時間がかかった

ベサン(ひよこ豆を粉末にしたもの)の説明が中途半端。せっかくヒヨコ豆を持参したのに、みんなに回して見てもらう勇気がなかった

・盛り付けが、何となく置いただけ

・自分が苦手なことを子どもたちに告げる必要はありません(先生からの指摘)

 

 

盛り付けアドバイス

8名全員のデモンストレーションが終わり、坂本廣子先生から一人ひとりの盛り付けを直していただきました。

先生から、私の盛り付けにいただいた改善アドバイスは、

・お魚の盛り付けは「左頭」「腹手前」を意識すると良い

・ネギなど添えるときは、奇数が原則で3、5、7を意識する。白ネギと緑色の葉の部分を混ぜて、パッと見に数をわからなくすることも一つの手

 

その他、皆さんへの盛り付けアドバイスも忘れないように書いておきます。

・夏の盛り付けはシャープに、冬の盛り付けは雪山のようになだらかに

・紙などを敷くことを「会敷」といい、シソのように葉っぱの敷物を「青会敷」という。アジサイ、朝顔のような毒のあるものは使ってはならない。ヘクソカズラのような名前の植物は皿に置かない。シダの中でも古くはトイレの近くに生息した「イノモトソウ」などは使わない。

・混ぜ盛り、乱れ盛り、もあり

 

今からが始まり

キッズキッチン・インストラクターになりたいと思ったのは、子どものいない私が子どもたちと接する機会を作りたいと思ったからです。

子どもたちと一緒に料理をするとき我流ではなく、子どもに向き合う日本でいちばんの指導者に付いて、基礎を勉強したいと思いました。

先生方からは「インストラクター養成講座で勉強して終わりではありません。うまくできなくても、これからが始まりです。キッズキッチンを通して、子どもたちと関わる中で、たくさんの経験を積んで学び続けてください」とのお言葉をいただきました。

 

自分がうまくできなくて落ち込んだけど、私は学ぶために行ったのだから、先生方から受けた指導内容を漏らさず自分の力に変えて、これからにつなげようと思います。

 

「鯵のベサン・ムニエル」は、一生忘れない料理になりました。教わったことを忘れないうちに、正しいやり方で、もう一度作ってみようと思います。

ご協力、応援してくださった皆々様、ありがとうございました。一生懸命やっているのに鈍臭い‥‥ キャラは変えようがありませんが、今後とも見守ってください。

 

坂本先生、岡野先生、インストラクターの方々、受講仲間の皆さま、ありがとうございました。

 

*キッズキッチン協会とインストラクター養成講座について、7月1日の豆なブログに書いています。

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  1. 2018年 7月 13日

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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