豆は「しあわせ」のタネである

「北長」の とうふ丼

とろけるようにやわらかな豆腐

img_20161114_102753絹とうふ、木綿とうふの間に「京とうふ」なるキメを持つ豆腐があると聞いたことがあります。

北長とうふ店で買った豆腐が「絹」だったかどうか、わかりません。「お豆腐ください」とお願いして、白いのに入れてくださったのが、写真の豆腐です。

切り分けて持ち上げようとするとこわれるし、箸でも指でもうまく持てず、「さすが京都人の食べ物や〜」と思いました。喉をツゥルンとくぐり抜けていきそうな、キメの細かな豆腐です。

 

豆腐丼を作りました

豆なブログの読者さんは

〜 氷水で冷やした「きぬごしとうふ」を軽く潰して醤油をかけ、熱いご飯の上に載せて食べると軽くご飯を三杯食べたものでした。〜 と書いてくださっていました。それを参考に私も‥‥(^^)

img_20161114_123522 北長とうふ丼

[材料]

・ごはん  茶わん1杯分

・絹とうふ  160g

・卵  1個

・ゴマ油、だし醤油  各適量

・金ゴマ、ネギ  各適量

 

[作り方]

1.とうふを軽くつぶす。

2.フライパンにごま油を温め、ふわふわ炒り卵をつくり、取り出す。

3.そのフライパンでネギの白いところと豆腐を煎って、だし醤油で味を調える。

4.白ごはんを器にもり、外側にふわふわ炒り卵、中央部分に煎り豆腐をもりつける。煮汁は全体に回しかけるような感じで

5.金ゴマ(白ゴマでもOK)と小口切りにした青ネギをもりつけて出来上り。

 

*なめらかな食感を残しながらの絹ごし豆腐と、ふわふわ炒り卵は好相性。買ったその日に作りましょう。

*だし醤油の代わりにナンプラー、仕上げにラー油を少したらすのも美味です。

 

 

img_20161115_131309 北長すきやき丼

風邪のひき始めに、スタミナをつけねばと思い、作りました。

北長さんの豆腐と牛肉と九条ねぎ、小鍋でひとり分の すき焼きをつくり、ごはんの上に盛りつけました。このお豆腐をこわさないように丼に移動するのって、けっこう神経つかいます。

豆腐をほぐしながら、肉をつまみながらいただきました。大豆タンパクとかイソフラボンとか、そんなのが効いて、鼻風邪が治りますように‥‥

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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