豆は「しあわせ」のタネである

スイーツ巡礼 その2 へそ石餅

西国三十三カ所草創1300年のスイーツ巡礼

御朱印特集の取材で知った「スイーツ巡礼」。西国三十三カ所巡りが始まって来年が1300年を迎える記念事業として始まったそうです。

パッションピンクに白抜き文字、関西エリアのお寺さんを巡っていると、見つけるかもしれませんね。京都にもたくさんあります。

 

この前は奈良県の岡寺(西国第七番札所)で、「やくよけ ぜんざい」を入手しました。

今回はこちら、豆ラボから徒歩10分くらいで行ける「六角堂」の「へそ石餅」です。

 

六角堂の門をくぐって右側に、御朱印所があります。お参りをしてから、立ち寄ってくださいね。(^^)

 

へそ石餅

 へそ石餅は、おみやげ売場で購入できます。

5袋入り750円。1袋にヘソが2つ入っています。お抹茶とのセットもお願いできます。

 

おうすとへそ石餅が1つで500円です。私は取材で訪れたので、一人で行きました。

1袋に2つ入ったへそ石餅を開封したら、残りの1個はどうするのでしょう?? (笑)

 

御朱印の人は並んでいたけど、休憩所には‥‥ いえ、たまたまですよね。

 

ヘソ石餅は、黒文字で切っても切れないほどやわらかなお餅でした。六角形のお餅にきな粉、中に小豆のあんこが入っています。親鸞さんも範宴(はんねん)と名乗られていた頃に、六角堂に100日通われたと読みましたが、その頃にはへそ石餅はまだなかったでしょうね。

余談ですが、親鸞さんは六角堂で見初めた女性と、後に結ばれます。

そんなことを思いながら、お餅をいただきました。

 

六角堂の「へそ石」

せっかくなので、ヘソ石も見て来ました。

へそ石は六角形をしています。六角形のまん中に丸い穴があって、そこにお賽銭が上がっていました。

なぜ「へそ石」というかは、六角堂が京都のほぼ中心にあたるからだそうです。平安遷都の頃の経緯も書かれていました。

 

この石にちなんで「へそ石餅」は誕生したのですね〜。

何気なくお参りしていた六角堂は、知れば知るほど面白いことがたくさんありました。

映画「花戦さ」の出演者パネルもありましたよ。

 

その他の六角堂の興味深いいろいろは、kyo・miori さんの「きょうと彩四季」に書かせていただきました。

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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